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2004.02.24

EL TANGO VIVO +喜多直毅

23日、大泉学園inFにて。
連日の喜多さん参加のライブだが、前日とは対照的だ。「喜多さん、タンゴ巧いじゃないの!」と冗談の一つも言いたくなる。もちろん喜多さんは第一級のタンゴ・ヴァイオリニスト。なのだけど、最近では演奏活動の幅があまりに広がってしまったために、こういった本格的なタンゴ演奏は新鮮に感じるほどだ。なにせ自慢の即興能力を自由に発揮するスペースがほとんどない。もっとも、その「不自由さ」が喜多さんの表現力を際立たせている面もあるのだけれど。

言うまでもなくEL TANGO VIVOのお二人も素晴らしい。以前あちらの掲示板にも書いたことだけど、 僕のような「タンゴファン」とは言えないような人間が聴いても「タンゴって最高!」と思わずにはいられない。そうじゃない"タンゴ"(と呼ばれている音楽)も随分聴いたけどね。

彼らと喜多さんに共通しているのは、オリジナルアレンジを重視しているということ。それはタンゴのあるべき姿でもあると思う。エル・チョクロはEL TANGO VIVOのヴァージョン(熊田洋さんのアレンジ)もかっこいいけど、この日は喜多さんのアレンジで演奏。熊田さんも喜多さんのアレンジを認めてくださっているんだな、と思うと嬉しくなる。普段よりちょっと神妙な喜多さんの態度も微笑ましい。この組み合わせは本当に素敵だ。

ひとつ懺悔しよう。タンゴ情報で有名な吉村さんのサイトの掲示板にEL TANGO VIVOの東谷健司さんがライブ告知を書き込まれていたのを見て、「前回すごく良かったですよ!」とレスをつけようと思いつつ、躊躇してしまった。この日自分は開演に間に合わないだろうと思ったので、「混みすぎて立ち見になったらいやだな」と考えたのだ。でも結果的に余裕で座れてしまった。激しく後悔。なんて器の小さい人間なんだおれは。

でもさ、東京にタンゴファンを自認する人がどれだけいるでしょうね。皆さんこの、素晴らしいことがわかりきっているライブにどうしても来られないほどお忙しい方ばかりなんですかね、と皮肉の一つも言いたくなりますよ。

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