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2004.02.28

あらためてSembello、そして田中邦和について

前に書いたのはテスト投稿みたいな感じだったのであらためて。
Sembello(センベロ)の次のライブは横浜モーションブルーで、3/1-2の2days。モーションブルーのサイトで確認してぶっとんだ。ゲストがtatsu(from LÄ-PPISCH)(b)、中村達也(from LOSALIOS)(ds)だって。いったいどうなるんだ。いやどう転んだところで、面白くならないはずがない。万難を排して行くべきなのはこういうライブである。ちなみに邦和と達也氏はけっこう長い付き合いらしくて、邦和は初期のロザリオスにも参加していたそうだ。

邦和は大学の同期である。ずっと親しい付き合いをしていたわけではないのだけど、ときどき会うと「やあ元気?」と立ち話する間柄。卒業間際(僕は留年が決まっていたかな・・・)にもバッタリどこかで会った。彼は当時すでに、東京のジャズ研界隈ではかなり知られた存在だったはずである。このままプロになるべきか、就職すべきか迷っている、なんて話を聞いたような気がする。バブルがはじける前。世の中は浮かれていたけれど。

プロフィールに載せていない経歴を書くのは気が引けるので簡単に済ませるけど、彼のプロミュージシャンとしてのスタートは遅くて、20代の終わり頃。新宿ピットインのスケジュールに彼の名前を見つけて、さっそくライブを観に行った。たしか南-田中クインテット。僕はやっとこさ就職した直後だったかなあ。数年ぶりに再会して近況報告。それからライブをチェックするようになり現在に至る。

余談だけど、南博さんの演奏をはじめて聴いたのも多分このとき。実のところ当時の演奏はあまり印象に残っていないのだけど、その後南さんは僕のお気に入りピアニストの一人になってライブに通うようになった。これも因縁か。

僕なんかが語るまでもないが、邦和のサックスには華がある。すでに大学1年のとき、ジャズ研の先輩が言っていた。「音色はその辺のプロ以上」。その音色に磨きがかかり、さらにテクも加わったのだから、鬼に金棒である。

では田中邦和のその他の参加バンドとそのライブ情報を

BomBoco(梵鉾)
3/3 WED 三軒茶屋 Heaven`s Door
3/13 SAT 新宿 Pit inn(ゲスト:山木秀夫!!)
ピアニスト富樫春生さんのバンド。富樫さんといえば吉田美奈子との活動も印象深い。六本木ピットイン10周年記念ライブ@シアターイーストなど忘れ難いライブがいくつか。山木さんとの共演も本当に楽しみ。

東京中低域
3/6(土)Live at 町田「勝楽寺」
(詳細は公式サイトにて)
バリトンサックスのみによる大編成アンサンブル。邦和君は毎回参加というわけではないけど楽しさ満点で絶対行って損はないバンド。これぞ「パフォーミングアーツ」なんで、学生にもぜひ紹介したいんだけどCDではなかなか伝わらないんだよなあ。

SOH BAND
3.30(TUE)  吉祥寺 MANDA-LA2
再掲。2/24の記事をご覧ください。

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2004.02.27

渡邊奈央についてもう少し語ろう

25日の吉祥寺スターパインズカフェでは久々に生ピアノ弾き語りをじっくり聴いた。やっぱりいいなあ。

新井満という芥川賞作家がいる。僕はこの人の著作を一冊も読んだことはないけれど、以前テレビで見たインタビューで彼が言っていたひとことが忘れられない。いわく。

「ぼくは作家になろうと思ったことは一度もなくて、書かずにはいられなかったから書いただけです」

すごくレベルが低い話で恐縮だが、僕が懲りもせず駄文を書き連ねるのも「書かずにはいられない」ことがあるからだ。逆に言うと、どんなに拙い文章でも、「書かずにはいられない」気持ちさえ伝われば、読んでいただく価値があると思う。

ちょっと脱線。学生のレポートなんか、単位取るために嫌々書いてるのはすぐわかるんだよ。ところが2/2の喜多直毅さんと伊藤芳輝さん(from スパニッシュ・コネクション)による学内コンサートのレポートはすごかった。みんなの「書かずにはいられない」気持ちが伝わってきた。そもそも平均文字数が普段の5割増しくらいだったし。そういうのは読んでて楽しい。ありがとう、みなさん。

ついでに言うと、喜多さんのCD「HYPERTANGO」を僕のような素人が制作したのも同じこと。誰もやらないんなら僕が、やらずにはいられなかった。自分が聴きたいCDは自分で作る時代だよ。

おっと渡邊奈央ちゃんの話だった。彼女の歌は情熱的で、いつ聴いても胸に迫るものを感じさせるけど、押し付けがましくはない。それはやっぱり、彼女が「歌わずにいられない」からなのだろう。そんなことを思いながら聴いていた。
まわりくどくてすみません。

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あらためて燐光群

「だるまさんがころんだ」を下北沢スズナリで上演中の燐光群ですが、25日、26日と2日続けて朝日新聞夕刊に記事が載りましたね。

ああ早く観たい観たい観たい観たい観たい観たい観たい観たい観たい観たい観たい^100。

僕はつくづく「演劇ファン」ではないと思う。というのは、「面白い」だけの芝居は観たいと思わないから。他人に勧めるときは「この芝居面白いよ」と言うけどそれは方便。面白いことは世の中にたくさんあって、それは必ずしも芝居でなくていい。何が言いたいかというと、僕が観たいと思う芝居には「面白さ」だけでない、なにか心を揺さぶるものがあるということだ。うまくは説明できないが。うまく説明できるぐらいなら演劇ライターも始めるよ。そういうのは元同僚のNさん(現在はM大学)にお任せします。。。随分ご無沙汰してますがお元気でしょうか。

うーむ何も有益な情報がないですね。26日の朝日の記事はフムフムと思う部分が多かったんで手に入る人は読んでください。筆者は久田絢子さんという方。25日の公演レビューは扇田昭彦さんでした。尊敬してますけどお願いですからラストシーンは書かないでください!(もう遅いけど)

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2004.02.25

今週の「現代パフォーミングアーツ入門」

一応授業の報告もせねば。。。
23日4限(+5限も少し)。今年度最後の授業。補講ということで出席者は5名ほどだったので、4Fの計算機準備室でのんびりコーヒーなど飲みながらCD鑑賞。たまにはこういうのもよいですな。

かけたもの:
●DIMENSION のDVDより
日本の人気フュージョンバンド。演奏はいいけど、パソコンの画面で見るとちょっと地味かな。

●坂田明「フィッシャーマンズ・ドット・コム」より1曲目「貝殻節」
日本の民謡+電化マイルス的ファンクジャズ。パワーに圧倒されます。半端な「三味線ロック」なんか目じゃない。

●大工哲弘「YUNTA&JIRABA」より「ZANZABURO」
八重山民謡+ジャズ+ブラジル音楽?曲とアレンジの良さ+声の魅力がたまらん。

●Yae「flowing to the sky」よりいくつか
この日購入したばかりの新譜。鬼怒無月プロデュース。評判通り素晴らしいです。こういう作品がメジャーレーベルから出るのは嬉しい。鬼怒さんのギター、美しいなあ。

●大萩康司「島へ」より「さくら変奏曲」、「翼」、「すべては薄明の中に」の第1楽章
稀有な繊細さを持つ若手人気クラシックギター奏者。

●鈴木大介「どですかでん」よりタイトル曲(渡辺香津美とのデュオ)
実力派クラシックギター奏者の武満徹作品集。香津美さんのアドリブ・ソロもいい。

●Ralph Towner「Solo Concert」の1曲目
ECMレーベルを代表するギタリストによる、まさに70年代ECMを代表する名盤。最近の作品も好きだけど、これはやはりさすがという感じ。

●三好功郎「Your Smile」より1曲目「PARADISE OF FISHES」
知る人ぞ知る日本の名ジャズギタリスト。これはアコースティックギターの響きが美しい幻の名盤です。なぜ再発されないのだ!

●シルヴァン・リュック
知る人ぞ知るフランスの名ジャズギタリスト。モントリオールでライブを観たが凄かったぞ。

●ハファエル・ハベーロ&パウロ・モウラ
夭逝したブラジル人天才ギタリスト+ベテランクラリネット奏者。ハベーロのさりげない超絶テクが聴きもの。

●BILL FRISELL「Is That You?」より冒頭3曲
80年代コンテンポラリージャズの名盤。何度聴いてもゾクゾクします。

●Shaktiのベスト盤より「Happiness is Being Together」
ヴァイオリン(シャンカール)の歌心がたまらん。名曲ですなあ。

(思い出したので追記)
●エグベルト・ジスモンチ「ALMA」からいろいろ
ブラジルの鬼才。このアルバムはすべてが名曲・名演ですね。

結果的に、ワールドミュージック+いろんなギターという感じでした。

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2004.02.24

SOH BAND新譜発売

SOH BAND3rd Album「A Whole Lotta Crybabes (仮) 」の発売がやっと決まった。3月15日、地底レコードより。
レコ発ライブは3月30日、吉祥寺 MANDA-LA2 にて。

ユニークで底抜けに楽しくスカっとする超絶技巧ジャズロックバンド。Saxはセンベロの田中邦和である(ちなみに僕とは大学の同期)。

故・宗修司さんについてはいつかきちんとした文章を書こうと思うが、今はまだ書けない。思い返す度に涙が出てくる。


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小沼ようすけさんにインタビューしました

現代ギターでインタビュー連載を始めることになったが、その第一弾が小沼ようすけさん。ボストン出張前に行なったインタビューを帰りの飛行機でざっと起こし、先日やっと記事にまとめた。

猛烈にギターが上手いのは当然として、実はかなり個性的なギタリストだ。今回お話を聞かせていただいて、ますます確信を深めた。ちょっと他では読めない内容になったと思うのでぜひチェックしてみてください。3月20日発売の4月号に掲載。

ちなみに小沼さんのアコースティックトリオのベース奏者、松木隆志君はなんとうちの学生だ。小沼さんに確認したところ当分クビにする意志はないようである(笑)。いや冗談でなく大したもの。実際小沼さんに気に入られるだけあって松木君のプレイもとてもユニークだ。小沼ファンの皆さん、ベースにも注目してください。

以下小沼さんのライブ情報から特に気になるものを抜粋。
特に最後のやつ、元KAZUMI BANDメンバーとの共演は楽しみ。

3/15 
BLUES ALLEY JAPAN (03-5496-4381)
「ジャズギター三昧」
三好功郎(G), 天野清継(G), 布川俊樹(G), 小沼ようすけ(G), コモブチキイチロウ(B), 石川雅春(D), SPゲスト・西藤大信(G)

3/16
相模原/グリーンホール相模大野 (チケットMove/042-742-9999)
小沼ようすけ(g)グループ、押尾コータロー(g)

3/18,19
虎ノ門/JTアートホールアフィニス
Jazz in Toranomon実行委員会事務局:03-5537-1392
小沼ようすけ(g)、他

3/23
赤坂/ノヴェンバーイレヴンス (03-3588-8104)
小沼ようすけ(g) solo

3/26
六本木/alfie (03-3479-2037)
小沼ようすけ(g)、大槻”Kalta”英宣(ds)、松木隆志(b)

3/31, 4/1
Motion Blue yokohama (045-226-1919)
小沼ようすけ(g)、笹路正徳(p,key)、高水健司(b)、山木秀夫(ds)

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EL TANGO VIVO +喜多直毅

23日、大泉学園inFにて。
連日の喜多さん参加のライブだが、前日とは対照的だ。「喜多さん、タンゴ巧いじゃないの!」と冗談の一つも言いたくなる。もちろん喜多さんは第一級のタンゴ・ヴァイオリニスト。なのだけど、最近では演奏活動の幅があまりに広がってしまったために、こういった本格的なタンゴ演奏は新鮮に感じるほどだ。なにせ自慢の即興能力を自由に発揮するスペースがほとんどない。もっとも、その「不自由さ」が喜多さんの表現力を際立たせている面もあるのだけれど。

言うまでもなくEL TANGO VIVOのお二人も素晴らしい。以前あちらの掲示板にも書いたことだけど、 僕のような「タンゴファン」とは言えないような人間が聴いても「タンゴって最高!」と思わずにはいられない。そうじゃない"タンゴ"(と呼ばれている音楽)も随分聴いたけどね。

彼らと喜多さんに共通しているのは、オリジナルアレンジを重視しているということ。それはタンゴのあるべき姿でもあると思う。エル・チョクロはEL TANGO VIVOのヴァージョン(熊田洋さんのアレンジ)もかっこいいけど、この日は喜多さんのアレンジで演奏。熊田さんも喜多さんのアレンジを認めてくださっているんだな、と思うと嬉しくなる。普段よりちょっと神妙な喜多さんの態度も微笑ましい。この組み合わせは本当に素敵だ。

ひとつ懺悔しよう。タンゴ情報で有名な吉村さんのサイトの掲示板にEL TANGO VIVOの東谷健司さんがライブ告知を書き込まれていたのを見て、「前回すごく良かったですよ!」とレスをつけようと思いつつ、躊躇してしまった。この日自分は開演に間に合わないだろうと思ったので、「混みすぎて立ち見になったらいやだな」と考えたのだ。でも結果的に余裕で座れてしまった。激しく後悔。なんて器の小さい人間なんだおれは。

でもさ、東京にタンゴファンを自認する人がどれだけいるでしょうね。皆さんこの、素晴らしいことがわかりきっているライブにどうしても来られないほどお忙しい方ばかりなんですかね、と皮肉の一つも言いたくなりますよ。

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2004.02.23

Post Tango & More

鬼怒無月(g)、喜多直毅(vln)、佐藤芳明(acc)、鳥越啓介(b)という強力メンツによるバンドのライブ。2/22(日)、ニュースタート行徳センターにて。予約もしてたし、結局芝居よりこちらを選んだ。
全体としては成功だったと思うんだけど、果たして(事前の誤報により)「アルゼンチンタンゴ」を期待していたお客さんの感想はどうだったのだろう。。。しかしこのバンド、最初は「なんでもあり」みたいな感じだったけど、鬼怒さんのオリジナルはほんとにタンゴっぽくて、「ポスト・タンゴ」の看板に偽り無し、と思う。拒否反応が出たとしても、それはピアソラが登場したときの感覚に近いんじゃないかな。

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J'OUVERT

宇田川ラヴァーズロックで友人がDJをやったイベントに出演していたスチールパン+パーカッションのバンド。公式サイトはここでいいのかな?
期待以上に良かった。アレンジのセンスがいいし、なによりスチールパンの超絶技巧にびっくり。マイケル・ジャクソンの(というかインストだとマイルスのカヴァーを思い出すけど)「ヒューマン・ネイチャー」がナイス。

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2004.02.22

渡邊奈央(と喜多直毅)

デビュー前から応援しているシンガーソングライター、渡邊奈央ちゃんの公式サイトがリニューアルしました。なかなかかっこいい。いきなり「祈り」が流れるのもいいね。いい曲だ。この手の音楽にありがちなウソ臭さや自意識過剰がなくて、「等身大」という言葉がほんとうにピッタリ来る。ピアノも巧いし。興味を持った人はいろいろクリックしてください。「schedule」のところで左下の再生ボタンをクリックすると4曲ほどダイジェストで流れます。

ついでに、奈央ちゃんのCDで聴ける喜多直毅のヴァイオリンもよい。レコーディングは一部見学させていただいたんだけど、ほとんどスタジオでの即興なんだよなあ。瞬間作曲と言った方がいいかもしれない。あのセンスはまさに一級品です。

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燐光群と「飛ぶ劇場」

くそ、観に行けない。タイトルを観てアクセスされた方、感想じゃなくてすみません。
「飛ぶ劇場」は北九州の劇団。主宰の泊さんが僕の故郷下関の対岸、門司出身という親近感もあるのだがこの劇団は実際面白い。小難しくない面白さ。かといって観客にへつらうこともない。バランスがとてもよい。青森の弘前劇場、岐阜のジャブジャブサーキットと並ぶ地方劇団(大阪・京都・名古屋を除く)の雄といっていいだろう。しかし東京公演は21・22日の2日間のみ。まだ間に合う時間だけど他の予定が。。。うーんかえすがえすも残念(などと書いているうちに迷いが生じてきたので当初の予定を変更してこちらに行く可能性もあり)。

ことあるごとに言っているけど、燐光群の坂手洋二さんは僕がもっとも敬愛する劇作家・演出家の一人である。下北沢スズナリで上演中の「だるまさんがころんだ」は燐光群としては久々の書き下ろし新作。こちらは3/7までだが2回は観たいから早めに行かなきゃ。

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2004.02.21

燐光群

今度は燐光群のサイト
しかし起動が遅くてあんまりクイックじゃないなー。

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sembello

sembelloの公式サイト
クイックリンクを使ってみました。

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2004.02.20

覚書

センベロのライブが横浜モーションブルーである。3/1-2の2日間。入れ替え制。チャージ4000円。ゲストになんと中村達也(dr.fromロザリオス)。
今日は燐光群公演「だるまさんがころんだ」@スズナリの初日だ。

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テストというか

とにかくやってみる

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とりあえず作ってみた

まだよくわかってないんだが・・・
授業の情報など掲載するのに使えないかなと思って。

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