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2004.03.10

南博GO THERE!をドルフィーで聴く

7日の記事でも触れた南博さんのサイトの日記を読んでいたら、やっぱり無性に「GO THERE!」(南博カルテット)のライブを聴きたくなった。それも桜木町ドルフィーで。新宿ピットインでは何度も聴いているけど、ドルフィーで聴いたことはまだ一度もないのだ。今回10日のピットイン公演が喜多直毅+黒田京子@inFと重なってしまったこともあり、9日に横浜まで足を延ばすことにした。

実はドルフィーに行くこと自体、この日が初めて。市川キャンパスからはけっこう時間がかる上に、出るのが遅れたので1st setの終わりごろにやっと到着。店内は想像していたよりやや狭く(だってけっこう有名な人が頻繁に出てるから)、そして想像していたほど混んではいなかった。

少し大き目のリビングルームくらいの空間でふんぞり返り、美味い酒を飲みながら、目の前で演奏されるジャズを聴く。しかもミュージシャンは一流である。多少の好き嫌いはあっても、彼らが日本のトップレベルのジャズ・ミュージシャンであることを疑う人はいないだろう。私見では日本のトップミュージシャンは世界のそれと較べても遜色ない。南さんは度々ヨーロッパで演奏しているし、ドラマーの芳垣安洋さんなど、つい先日ビル・ラズウェル(大物プロデューサー兼ベーシスト)との共演を新宿ピットインで聴いたばかりだ。

艶のあるサックスの音色が耳に突き刺さり、ドラムの振動が体の中心を揺さぶる。ベースのみアンプで増幅しているが、他は完全に生。透明感のあるピアノのタッチ(これが南さんの大きな美点)も、スピーカーを通さない直接音で聴くとまた格別である。

これ以上の贅沢があるだろうか?貴族にでもなった気分だ。もっとも、本物の貴族なら自宅にミュージシャンを招くかもしれない。だがドルフィーという空間まで持ってくるのは不可能。演奏が空間と密接に関係していることは南さんの日記からも明らかであり、ここで聴くことに価値があるのだ。

あと足りないのは・・・アレだけだな。


追記:考えてみたらこういう贅沢、独身だから可能なんだよなあ・・・無意識で「貴族」って言葉を使ったけど「独身貴族」って言い得て妙。まあ、アレについてはアレですけど。

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