« 最近行ったライブ(喜多直毅+佐藤芳明+林正樹、鬼怒無月&佐藤紀雄) | Main | 喜多直毅+タンゴフォビクス+小松亮太 »

2004.03.27

小沼ようすけソロ

3月23日 赤坂ノベンバーイレブンス
小沼ようすけソロ

現代ギター誌で新連載「アコギな仲間達〜Acoustic Guitar Guys」が始まりました。その記念すべき第1回ゲストが小沼ようすけさん。「現代ギター」はクラシックギター専門誌だけど、この連載では「非クラシックギタリストが弾くアコースティックギター」に注目します。

【追記】第1回は4月号に掲載。毎月20日発売なので、4月20日頃まで店頭に並んでいます。マニアックな雑誌なので、楽器店や大型CDショップの書籍コーナーの方が見つかりやすいかも。

小沼さんのことはもちろん実力派(あえてそう呼びたい)若手ジャズギタリストとして以前から知っていたけれど、連載を始めるにあたって「一発目はこの人しかない」と最終的に決断したのは今年1月のモーションブルーでのソロ公演。ジャズギターのソロで2ステージ(この日は入れ替えなし)聴衆を飽きさせないだけでも並み大抵のことではない。フィンガーピッキングが非常に巧いことに驚いたし、何よりアレンジやフレーズのアイディアが豊富で新鮮だった。インタビューの中でも「対位法的」という言葉が出てくるけど、和音のとらえ方が、ポリフォニック(多声的)とでもいうのかな。これってかなり「新しい領域」まで来ちゃってるんじゃないの?と僕は思うんだけど。

小沼さんのソロ演奏を聴くのはそれ以来である。もっとも印象に残ったのは「Feel like maikin' love」。小沼バンドの演奏でもお馴染みのソウル・ナンバーだ。前回のソロでも聴いたはずだが、かなり発展していた。コード進行にそってアドリブするだけでなく、テーマのメロディを残しつつパターンを変えて何度も繰り返す。即興の変奏曲みたいなものか。

この日はスチール弦のアコースティックギターを多用していた。ピックアップは内蔵いているはずだがラインは用いず外部マイクのみ。セッティングのせいなのか、響きがイマイチだったのは唯一残念な点。音色作りのために敢えてラインの音を混ぜるような工夫も必要なのかな。単なる思い付きだけど。エレキギターの音色はいつもどおり美しかっただけにそんなことも考えた。

アンコールは「昨日思いついたアレンジ」による「スペイン」。小沼さん自身MCで言っていたように、ジャズの世界ではアコースティックギターの定番曲。普通に弾いてもかっこいいんだけど、オリジナリティを追求する姿勢が嬉しい。

同伴した友人のギタリストも大喜び。「おれが薦めるものにハズレはないだろ!」と思わず自慢してしまいました。終演後はギター談義に花が咲く。

|

« 最近行ったライブ(喜多直毅+佐藤芳明+林正樹、鬼怒無月&佐藤紀雄) | Main | 喜多直毅+タンゴフォビクス+小松亮太 »

Comments

Post a comment



(Not displayed with comment.)




TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/19691/354334

Listed below are links to weblogs that reference 小沼ようすけソロ:

« 最近行ったライブ(喜多直毅+佐藤芳明+林正樹、鬼怒無月&佐藤紀雄) | Main | 喜多直毅+タンゴフォビクス+小松亮太 »