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2004.04.03

小沼ようすけさんを立て続けに聴く

順序が前後しますが3月に聴いたライブについて。

小沼ようすけさんがちょっとした「マイブーム」だ。押尾コータローさんとのジョイント赤坂でのソロに続き、六本木アルフィー、モーションブルーと立て続けに小沼さんのライブを聴いた(後者は招待していただきました)。

アルフィーはレギュラーのアコースティックトリオ。「レギュラー」と言ってもベースの松木隆志君はしばらく参加できないようなので当面聴きおさめ。ちなみに小沼トリオはエレキベースのときは鈴木正人さんで、ドラムはどちらも大槻カルタ英宣さん。鈴木正人さんはリトルクリーチャーズでデビューした後バークーリーに留学しており、現在はジャズベーシストとしても活躍しているのでした。松木君は参加頻度は低いのだけど、ここ最近ウッドベースのときはずっと起用されてます。小沼さんはどちらも固定バンドという認識らしい(インタビューの際確認)。

モーションブルーはスペシャルセッションで、笹路正徳(p,key)、高水健司(b)、山木秀夫(ds)という大御所との共演。3人とも80年代前半に「頭狂奸児唐眼」「ガネシア」といった傑作を生んだ渡辺香津美バンドのメンバーだ。僕は当時中学~高校生でギターを始めた頃だったな。本格的に音を聴いたのは後にCD化されてからだけど、雑誌広告なんかが記憶にあるので「同時代の音楽」という実感がある。山木さんが参加したKEEPのレコードも散々聴いたしなあ。たしか香津美さんのエッセイに書いてあったのだけど、このメンバーはNYのトップミュージシャンを従えて録音された名盤「トチカ」の曲を演奏するために選んだそうで、国内最強といっていい。特に山木さんは現在でも引っ張りだこの人気ドラマーだ(有名なところでは井上陽水バンドとか)。笹路さんはスピッツ等のプロデューサーとして有名になった。

80年代のジャズ・フュージョンシーンって今振り返っても刺激的だ。それを支えていたミュージシャン達の"底力"をあらためて思い知らされる。普段よりやや遅めのテンポで演奏された曲が多かったように感じられたが、ズシリと重い推進力がある。何より小沼さんが気持ち良さそうに弾いているのが印象的だった。山木さんなんか、シンバルレガートだけで雰囲気作っちゃうんだもんな。手数が増えてくると、小沼さんも攻撃的なフレーズを繰り出して盛り上がる。インタープレイの醍醐味だ。

4人の演奏がガッチリ噛み合い、期待以上に良いライブだった。再共演を望みたい。今回の経験が、レギュラーバンドでの活動にどうフィードバックされるのかも楽しみだ。

どんなジャンルでも、そこそこ巧くてルックスが良ければ、誇大宣伝されて人気を得ることは珍しくない。しかし小沼さんはそうではない。小沼ようすけについて、もっと多くのことが語られるべきだ。


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