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2004.07.20

即興演奏の素晴らしさを手っ取り早く理解したい人は内橋和久のライブに行けばよい

19日、下北沢レディジェーンにて、ギタリスト内橋和久さんの久々のソロライブを聴く。

スズナリで6時半からマリオ・フラッティ氏の講演会をやっており、時間的にちょうどハシゴできるな、と寄ったら元医科歯科助教授の野田学明治大学文学部教授(←いつの間にか出世しちょる!)に久しぶりに会ったりして、結局親睦会にも参加することに。こちらはこちらで楽しかったので後ろ髪を引かれる思いで9時過ぎに抜け出してレディジェーンへ。

もう後半が始まっていたけど、1時間弱の充実した即興演奏を聴くことができた。ああやっぱり最初から聴きたかった。客は少なめだったけど、皆心から楽しんでいるのが伝わってくる。ライブ終了後、すっかり感激した様子で「なにかお手伝いしたいんですけど」と内橋さんに話しかけている青年がいた。某音大でジャズギターを学んでいるのだという。気持ちはよくわかるよほんと。

なんで内橋さんの演奏はこんなに気持ちいいんだろう、ということをよく考えるのだけど、うまく言葉で説明できなくてもどかしい。とりあえずディレイ・ループをリアルタイムで扱う技術とセンスは世界一だと思うけど。

譜面のある音楽、リハーサルを重ねた音楽というのは、いくら生で演奏されたところで、詰まるところ「再生音楽」である。そういう音楽も僕は好んで聴くし、その価値を否定するわけではない。内橋さん自身優れた作曲家でもあり、音楽監督を務める維新派での作品も素晴らしいし。

だがその場で生み出され、(大部分は録音されることもなく)はかなく消えていく音楽を直に体験するというのは、まったく次元の異なる快楽なのだ。

だめだな。やっぱり言葉は無力だ。本当に大事なことは何も伝えてない気がする。

ライブに行こうぜ。UAファンも是非

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