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2004.10.24

大阪南港で維新派「キートン」を観て、松本雄吉と内橋和久という二人の天才が出会った偶然の素晴らしさをあらためて噛み締める

まー毎度のことなんですがね。

追加公演の27・28日はまだチケットがあるみたいです。空席がでたら関西の恥ですよ!

去年の東京公演でも前半は空席がかなりあったみたいだから、全然偉そうなことは言えないですけどね。東京在住者として。

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2004.10.22

喜多直毅「HYPERTANGO II」、いよいよ本日より発売開始です

発売元:エアプレーンレーベルアルバム紹介ページに試聴ファイルあり)。
イラスト:茂本ヒデキチさん。
ライナーノート:北村想さん。
録音:GOK SOUND
演奏者:喜多直毅(vln)、津山知子(pf)、竹内永和(g)、阪田宏彰(vc)、田中伸司(b)、早川純(bandneon)、黒田京子(pf)。
マネジメント:音楽事務所アーテム

僕は曲目解説を書いています。

このアルバムに関わったすべての皆様、暖かい言葉で励ましてくださった方々に心から感謝します。

大手CDショップのタンゴコーナーでお探しください。試聴機に入れてくれるお店もあるかもしれません。聴かれた方は、感想がありましたらコメントとして書き込んでいただければ幸いです。もしくは御自分のblogをお持ちの方は、トラックバックをよろしくお願いします。

28日、六本木スウィートベイジル139での喜多直毅+The Tanogophobicsのライブが実質的なレコ発ライブになると思いますのでぜひよろしく。11月7日にはヤマハ銀座店で津山さんとの無料インストアライブもあります。


【追記1】ワールドミュージック系音楽誌Latinaの2004年12号に、会田桃子さんが素晴らしいレビューを書いて下さいました。会田桃子さん自身優れた若手タンゴ・ヴァイオリニストであり、「HYPERTANGO II」収録の「ALLER ET RETOUR」(モサリーニ作曲)は会田さんが採譜された譜面を使用させていただいています。ここにあらためて感謝の意を表したいと思います。

【追記2】ライナーノートを書いていただいた北村想さんのサイトでも紹介していただきました(「最新情報」のところ)。

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2004.10.15

16日・17日は「お茶の水祭」です

16日(土)と17日(日)は東京医科歯科大学の学園祭「お茶の水祭」が湯島キャンパスにて開催されます。都心の大学病院のすぐ傍で文字通りのお祭り騒ぎ、というのはなかなか珍しいかも(隣の順天堂はどうだろう?)。僕は去年はカラオケ大会の審査員をやったのだけど、今年は声がかからずちょっと残念。

僕が顧問を務めるジャズ研もライブをやります。明日16日は中庭の野外ステージでも演奏するらしい。小沼ようすけトリオなどで活躍する医学部5年生の松木隆志君(b)も出演するようです。

他のパフォーマンス系はバンドサークルMJDと劇団「芝居旅行」、オーケストラ「お茶の水管弦楽団」メンバーによる室内楽演奏、あと最近できたダンスサークルもなにかやるみたいですね。

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奥田英朗の直木賞受賞作「空中ブランコ」について少しだけ語ってみたりして

つい数時間前のことである。

電車の中で、若者がケータイで通話していた。これだけなら別に珍しくともなんともない。ところが突然声を荒げてこれを注意するおっさんがいた。

若者は無視した。おっさんは再度注意したがこれも無視。次の駅で若者は、通話を続けたまま降りようとした。

そのときだ。

おっさんはなんと、「やめろと言ってるだろう!」と若者を後ろから突き飛ばした。意表を突かれボー然とする若者。フテブテしさの割には性格はおとなしかったようで、「殴ることないじゃないですか」と力なく言って睨み返すのみ。

僕は思わず座席から立ち上がり、こう言い放った。

「おっさんあんた、正義漢ぶってるけど自分が無視されたのが悔しかっただけだろ?カッコよく注意したつもりだったのにやめてくれなかったから、引っ込みがつかなくなっちゃったんだろ?たしかに電車内での通話はうざったいけど、あんたの暴力を正当化できるほどの大迷惑でもない。しかも相手がひょろっとしたやつだから強気になっただけで、もっと体格のいい若者だったら絶対やれないよな。スーツを着た営業マン風のやつもよく電車内で通話してるけど、いちいち注意してるのか?しないよな。弱そうで明らかに「格下」の人間だからこそ威圧的な態度を取れるんだろ?ダサい。ダサすぎるよおっさん」

今度はおっさんがボー然。二の句が接げない。決まったね。


。。。ウソです。
ほんとは黙って見過ごしました。でもおっさんの暴力は誇張なしの実話。びっくりしたなあ。

ほんとは言いたかったのだ。勇気が無かった。情けない。

前置きが長くなったが、つまり「空中ブランコ」に登場する精神科医伊良部は、こんな風に、普段僕らの心の中でくすぶっている本音を代わりにズバズバ言ってくれる人物である。

いや、言われているのは我々だ。誰しも心当たりがあるようなことばかり。自分こそカッコ悪いオヤジであることを思い知らされる。

なのにちっとも不快でないのは、

「カッコ悪くてもいいじゃんん。つまらない見栄やプライドを捨て、大切なものをしっかり見つめて生きようぜ」

という肯定的なメッセージに繋がっているからである。こうやって言葉にすると実に青臭いが、「笑い」の要素がその青さを見事に覆い隠してくれる。

最後の短編「女流作家」が特に好きだ。なぜ好きか、ということを説明するとネタバレみたいになってしまって面白さが半減しそうなのでここには書かない。読んだ人にだけ説明してあげます。

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2004.10.12

久々のinFで鬼怒無月・大坪寛彦・林正樹セッションを聴く

連休はライブ・コンサート三昧。9日の喜多・さが・佐藤(芳)セッション@大塚グレコ、10日のジョアン・ジルベルトと続いて、締めの11日も夕方からとあるコンサートに出かける。ものすごい演奏を聴いた。

こういうとき、「おなか一杯」という感じで「もうこれ以上なにも聴きたくない」と思うことも多いのだが、体調や気分によってはかえってエンジンがかかってしまい、さらなる刺激を求めてしまうことがある。この日がそうだった。先月末から今月初めにかけて、いくつかライブ見逃して欲求不満が溜まってたからなー。幸いinFの2ndセットには間に合う時間だった。

鬼怒無月+林正樹というのは初組み合わせ。だが両者の演奏を別々に聴いたことがあれば、誰だってワクワクするはずだ。とにかく二人ともテクニカルで、「普通じゃない」ことが好き。

到着したのは1stがちょうど終わる頃。すぐ休憩に入った。ベースの大坪さんが「ブルースをやろう」と提案している。「ビリーズ・バウンス」をやることに。予定外の選曲というこで鬼怒さんは「おれちょっと練習する」。

彼らの実力を知らない人なら「大丈夫?」と思うかもしれないが、もちろん何の心配もない。むしろ、「予定通り」じゃつまらないのだ。この緊張感こそライブの醍醐味である。鬼怒さんの本格的な4ビートは久しぶりに聴いたけど、良かったなあ。もちろんソロは「普通じゃない」音使い満載。

あと林さんの「ジャパメンコ」は「ジャパン+フラメンコ」ということで鬼怒さんにピッタリの曲。アンコールの鬼怒さんの曲も良かったなあ。

新メニュー「甘エビのみそ」も堪能。カニ味噌じゃなくてエビ味噌である。濃厚な味わいで、この一品で日本酒2~3杯はいける。燃費がいいっていうか。

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平成16年度「現代パフォーミングアーツ入門」開講しました

10月4日の第1回は例年通りジョニ・ミッチェル「シャドウズ・アンド・ライト」を鑑賞(関連記事)。

授業でも毎回強調しているのだが、本当に奇跡のような作品である。主役のジョニ・ミッチェルはもちろんのこと、若き日のメセニー、ブレッカー、ジャコが揃い踏み。特にジャコが絶好調。才能が爆発している。

1979年にこれほどのクオリティで映像作品を作ってしまったのもすごい。家庭用ビデオはまだ普及しておらず、プロモーションビデオなんか無かった時代だぞ。こんな素晴らしい作品を知らずに一生を終える人が気の毒で仕方ありませんが、僕の人生じゃないんでご自由に。教えてやったからな。あとは皆さんの選択です。

なにせDVDは再発売で値下がりして2800円だ。思わず「この作品の価値はそんなに安くないぞ!」と叫んでドンッと机を叩きたくなるが、手に入り安くなったのは結構なことです。

今年は履修希望者が例年より少ないです。まだ登録締め切りまで間があるので迷っている人はぜひどうぞ。
来週の第2回はたぶん、メセニー、ブレッカー、ジャコらの作品を紹介することになるでしょう。

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ライブ・公演情報(燐光群、SOH BAND、佐藤芳明、小沼ようすけ、喜多直毅他)

すっかり更新が滞ってしまいました。
今月末までのお薦めを。

その前にあらためて注意:
■情報は随時追加します。
■なるべくリンク張ろうと思うのだけど大変なので場所・開演時刻等の詳細は検索して確認してください。ミスもたまにあるし。
■内容やお薦めポイントなどを詳しく知りたければ徳永まで問い合わせてください。掲載内容以外のお勧めを知りたい場合も。


まずは上演中の芝居から:

~11/2
燐光群アトリエの会 『ときはなたれて』 @梅ヶ丘BOX
■アメリカで高い評価を得た社会派戯曲の翻訳ものですが狭い空間ならではの濃密な芝居が楽しめるはず。

~10/20
野田秀樹作・演出 『赤鬼 日本バージョン 』 @シアターコクーン
■チケット高いけど初演を観てるので面白さは保証します。日本を代表する演劇人の作品だけに一度は観ておきたい。

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10月12日
梅津和時sax KIKI BAND、日比谷カタン@初台DOORS

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10月13日
SOH BAND他@新宿LIVE FREAK
■ハイテク満載の愉快なジャズロック。

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10月14日
ラクダカルテット@新宿ピットイン
佐藤 芳明accdグループ@南青山MANDALA

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10月15
RICHARD SINCLAIR:b&vo、DAVE SINCLAIR:kb、清水一登kb、鬼怒無月g、芳垣安洋ds@渋谷O-East
■プログレ系の有名な人ですが日本側共演者だけでもワクワクするメンツ!(16日も同内容)

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10月16日
RICHARD SINCLAIR:b&vo、DAVE SINCLAIR:kb、清水一登kb、鬼怒無月g、芳垣安洋ds@渋谷O-East
■15日と同内容。

沖仁 他@下北沢Big Mouth
■若手フラメンコギタリストのイチオシ。

「LIVIZM SPECIAL vol,5」(LIVE:saigenji他)@北青山66modern
■1drink+free food付きで、フライヤー持参だと2500円らしい。お茶祭期間中ですが開演が遅いので元気のある人はどうぞ。

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10月17日
太田朱美(fl)+塩本彰(g)@国立「奏」(042-574-1569)

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10月19日
小沼ようすけ(g)、山木秀夫(ds)、高水健司(b)、笹路正徳(key)@モーションブルーヨコハマ

川嶋哲郎saxグループ、中村真pソロ、東京ザヴィヌルバッハ(ゲスト:三沢泉perc、Horacio "El Negro" Hernandez:ds)@六本木STB139

Aki Ueda@表参道CAY
■海外で活躍する若手日本人シタール奏者。インド伝統音楽+オリジナル

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10月20日
比屋定篤子@南青山 MANDALA
■沖縄出身在住のシンガーソングライター。共演:笹子重治他、ゲスト:saigenji他。

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10月21日
南博p GO THERE!(水谷浩章b、竹野昌邦sax、芳垣安洋ds)@新宿ピットイン
■徳永イチオシのジャズピアニストのレギュラーカルテット。

ヤン・シュエフェイ ギターリサイタル@富ヶ谷・白寿ホール
■超絶テクと評判の若手中国人クラシックギタリスト。
喜多直毅(vln)/竹中俊二(gt)/阿部浩二(gt)@新橋サムディ

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10月22日
club Acoustic#2(出演:スパニッシュコネクション、ガレージシャンソンショー他)@渋谷クラブクアトロ

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10月23日
徳永は大阪に維新派を観に行きますが東京でもなんか面白そうなのあったような・・・
(自分が行けないのでメモしてないのだけど確認できたら書き加えます)

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10月24日
VINCENT ATMICUS@代官山UNIT

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10月27日
STEWMAHN@公園通りクラシックス
■若手実力派ピアニスト林正樹さんのバンド。バックも強力。

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10月28日
喜多直毅+TheTangophobics@六本木STB139

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10月31日
愛知万博プレ・イベント【森の中のパレード~音楽が踊る・ダンスが聴こえる~】 『仙波清彦&HANIWA EXPO』@よみうりランド・オープンシアターEAST
■超豪華メンツなのに入場無料!ただし要申し込み。先着順らしい(詳細

鈴木大介(g)、坪川真理子(g)@銀座ヤマハ
■クラシックギターの無料店頭ライブ。それぞれ15時~、17時~


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以下覚書
11月1日南博p GO THERE!(水谷浩章b、竹野昌邦sax、芳垣安洋ds)@桜木町ドルフィー
11月2日COIL@吉祥寺マンダラ2
11月2日saigenji@北青山COPA東京
11月4日R.U.B.(ネッド・ローゼンバーグsax、内橋和久g、サム・ベネットelectronics)@新宿ピットイン
11月6日HERMETO PASCOAL、CYRO BAPTISTA@代官山UNIT
11月7日大友良英g、Tokie:b、芳垣安洋ds@新宿ピットイン
11月7日喜多直毅(vln)&津山知子(pf)@銀座ヤマハ(15時~無料!)
11月8日マーチンテイラー&鈴木大介@すみだトリフォニー
11月9日岡部洋一perc、林正樹p、鬼怒無月g@大塚グレコ
11月11日silent jazz night サイレント・ジャズ・ナイト The Silent Jazz Trio(天野清継g、鳥越啓介b、吉岡大輔ds)、村上ゆきvo&p+平岡雄一郎g+鬼怒無月g@銀座王子ホール

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