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2005.03.25

ライブ・公演情報(青年団、燐光群、喜多直毅、アンサンブルノマド、デュージャン、小沼ようすけ他)

うっかりしていましたが、最近頻繁に更新していたもので、3月のお薦め情報が過去ログに行ってしまいました。新たに書き加えてアップしておきます。

上演中~3月30日
青年団『御前会議』:同時上演『ヤルタ会談』@駒場アゴラ劇場
3月9日の記事を参照のこと。

3月25日
■翁長巳酉(per)翠川敬基(vc)今井龍一(oud)喜多直毅(vln) @西荻窪アケタの店

3月25日・26日
■KAKI KING@モーションブルーヨコハマ
*すごいと評判の若手女性ギタリスト。

3月25日~28日
■フォルクスビューネ・アム・ローザルクセンブルク・プラッツ「終着駅アメリカ」 @世田谷パブリックシアター
*現地で観て来た友人が絶賛していたドイツの現代演劇。

3月26日~4月16日
■燐光群「屋根裏」@梅ヶ丘BOX
*アメリカツアーを終えての凱旋公演。

3月27日
■アンサンブルノマド:オペラシティ
*なんとノマドがコブラをやります。そしてライヒ「Vermont Counterpoint」の完全生演奏!3月9日の記事も参照のこと。
■東京医科歯科大学ジャズ研追いコン@湯島キャンパス5号館
*徳永は顧問です。ノマドのコンサートが終わってから急いで駆けつけます。

3月31日
■東京中低域@大久保「ISHIMORI」イベントスペース
*ゴキゲンなバリトンサックス・アンサンブル。
■『エル・タンゴ・ビーボ』熊田洋(p)東谷健司(b)+北村聡(バンドネオン)@大泉学園inF

4月1日
■喜多直毅(vln)/佐藤芳明(acc)/黒田京子(pf)@六本木アルフィー
■松原正樹(g)+古川昌義(g)@目黒ブルースアレイ

4月2日
■さがゆき(vo)壺井彰久(vln)喜多直毅(vln) @大泉学園inF

4月3日
■チャンチキトルネード+佐藤芳明(acc)@横浜BankART 1929

4月5日
■デューシャン・ボグダノビッチ(g)@台東区ミレニアムホール
4月5日の記事参照

4月6日
■太田恵資(vn)黒田京子(p)山口とも(per)@大泉学園inF

4月7日
■デューシャン・ボグダノビッチ(g)+喜多直毅(vln)+小沼ようすけ(g)@六本木STB139
4月5日の記事参照

4月8日(fri)、9日(sat)、10日(sun)
■ローザス「ビッチェズ・ブリュー/タコマ・ナロウズ」@さいたま芸術劇場
*授業でも何度も取り上げているベルギーのダンスカンパニー。詳しくはこちら

4月9日
■水谷浩章(B)中牟礼 貞則(G)外山 明(Ds)@新宿トップスバー2

4月11日
■佐藤通弘(津軽三味線)太田恵資(vn)吉見征樹(タブラ)@大泉学園inF

4月14~16日
■三好功郎3days@新宿ピットイン

以下覚書

4月21日・22日SAKATA/O'ROURKE TOKYO SESSION @新宿ピットイン
4月24日ぺぺ・ロメロ(g)@初台オペラシティ
4月25日佐藤芳明(acc)トリオ+鬼怒無月
4月25日三好功郎(g)、太田恵資(vln)、井上陽介(b)@大泉学園inF
4月30日Altered States@新宿ピットイン

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2005.03.24

佐藤芳明(アコーディオン)鳥越啓介(b)田中栄二(ds)トリオの痛快な演奏がジャズでなくてなんなのか

3月24日、大泉学園inFにて。遅くなってしまったがやはり一言書いておかねば(書いているのは4月2日)。

また言い訳になってしまうが、良いライブに出会ったとき、気合を入れてさあ書くぞ、と思うあまり、かえって筆(キーボード)が進まなくなることがある。この日もそう。

このトリオは女性ファンが多い。inF店主の日記によれば客席は「黒一点」だったらしい。着席しないで聴いていたあの男性はやっぱりスタッフだったのかー

「アコーディオンでジャズ」と言われても、リシャール・ガリアーノくらしか思い浮かばない人が大半だろう。ヨーロピアンなイメージというか。しかし若手ナンバー1アコベ弾きの鳥越さん、暴走ドラマー田中さんが相手だと、こんなにも激しくゴキゲンな演奏になってしまう!

アコーディオンってオルガンみたいな音も出せるし、表情も音色も多彩。実はかなりジャズ向きなのかも、などと思いながら聴いた。

これは日本のジャズシーンの一つの最先端だ、と確信する。でもこの音楽がジャズかどうか、なんてことは本当はどうでもいい。言いたいのは、こういうことだ。

テレビにも雑誌にも頼らずに(惑わされずに)、自分のアンテナと感性でこのライブに辿りついた僕やあなたたちは、

絶対的に正しい。

なにがどう「正しい」のか追究されると困るんだが。

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2005.03.21

小沼ようすけはソロもすごい、ということはもっと強調されるべきだと思うのだが

3月21日、モーションブルーヨコハマにて。

ギターの場合、ソロで2ステージ持たせるだけでもけっこう大変だと思うのだけど、小沼さんは毎回新しいアイディアを聴かせてくれるから楽しい。

「シシーストラット」では6弦をAまで下げていたそうだ。つまり5弦の1オクターブ下。テンションが低すぎてベチッとした音になるのだけど、これが逆にパーカッシヴでいい味を出している。ナイスアイディア!

あと、アルペジオにおけるハーモニクスの使い方がすごくきれい。よく研究してるなあ。

フィンガーピッキングのテクニックもさることながら、リズム感の良さが特筆に価すると思う。これは天性のものだろうか。若くしてジャズギターコンテストで入賞した話を、少々幸運もあったかのように謙遜気味に話しておられたけど、おそらくそういう部分も評価されたのだと思う。もちろん、テクニックは今の方が格段に進歩しているだろうけど。

ソロ以外でこのリズム感を堪能できるのは、リズム楽器抜きのセッションですよ。というわけで4月7日のライブ(w/デュージャン、喜多直毅)がますます楽しみ。小沼ファンの皆さんよろしく!

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2005.03.20

大阪にいる、というより「世界のてっぺん(もしくは最先端)にいる」という感覚をBRIDGEのPOOL2で味わう

予告通り大阪に来てます。
ビルの中をジェットコースターが駆け巡る、フェスティバルゲートの最上階。敷き詰められた18トンの砂と吊り下げられた130個のスピーカー。

内橋和久さんのギターと、おおたか静流さんの声が、僕らを天上に誘う。

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2005.03.17

POOL2(ディレクター:内橋和久)がものすごいことになっていると聞けば、大阪BRIDGEまで駆け付かないわけにはいかないだろう

というわけで、連休ははるばる大阪まで行ってきます。

ひとことで言えば現代アート+ライブイベント(ちょっと安易か?)。詳しくはBRIDGE公式サイト内橋華英さんのblogを。

まあ東京から行くのは時間的にも金銭的にも楽ではありませんが、関西の皆さんは是非ご注目を!維新派ファンも必見でしょうね。

てゆーか行かなきゃ損。20日は おおたか静流 さんもゲストだぜイエー!

(続く、かも)

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2005.03.16

瀬戸朝香が出演している理想科学(RISO)オルフィスHC5000のCMで聴ける喜多直毅のヴァイオリンがすごいぞ

喜多さんのサイトからの情報。

CMはこちらで見られますが、昨年秋から流れてたんですね。テレビをほとんど見ないもので・・・

東京ガスのCM(下から2番目左の「はやわざ(春いろいろ篇)」)で聴けるジャズ風ヴァイオリンも見事でしたが、このRISOのCMでのギュィーンというグリッサンド、スピード感溢れるフレージングはまさに喜多さんならでは。ちなみにすべて即興のようです。「超絶技巧系の現代音楽作品の一部」と言われたら信じてしまいそうですが。

関心をもたれた方はぜひ喜多さんのライブ活動やソロアルバム「HYPERTANGO」「HYPERATNGO II」にもご注目を。

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2005.03.15

鬼怒無月率いるプロジェクト「Play Post Tango and More」を聴きながら、「ピアソラというブランド」について考える

3月15日、江古田バデ3月15日、江古田バディにて。
メンバーは鬼怒無月(g)、喜多直毅(vln)、佐藤芳明(acc)、鳥越啓介(b)。

喜多さんのCD「HYPERTANGO」に収録されている「Verdenegro」という曲は元々アサヒビール・ロビーコンサートのために依嘱されたヴァイオリン&マリンバの作品(喜多直毅&通崎睦美により初演、CDでは喜多&鬼怒による演奏)。鬼怒さんと壷井彰久さん(vln)のユニット、ERA(イーラ)に通じるようなジャズロック調の作品なのだけど、鬼怒さん自身の曲目解説によれば、これはタンゴをイメージして作った作品なのだという。

その後鬼怒さんは別のアコースティックトリオ、Warehouseも結成。メンバーは結果的にボンデージフルーツのサブセットで、鬼怒さんとベース大坪寛彦さん、マリンバ&パーカッションの高良久美子さん。インタビューの際伺ったところによれば、このバンドも「打楽器無しでグルーヴを出す」という点でタンゴに通じるコンセプトを持つのだという。

これらの活動を経た(というか並行して継続中ですが)鬼怒さんが、堂々と「ポスト・タンゴ」という看板を掲げて活動を開始したのがこのプロジェクトである。他のメンバーはタンゴ出身の喜多さんをはじめ、ジャンルを超越した活動を繰り広げるツワモノ揃い。全員バカテク。曲はすべてオリジナル。

ちょっと乱暴だけど、僕はいっそ「ポスト・ピアソラ」と言ってしまえばいいんじゃないかと思ったりもする。当人達にそういう意図はないにしても。ピアソラは今ではタンゴの代名詞みたいになってしまったけど、そもそもピアソラこそ伝統的なタンゴの世界から見れば「ポスト・タンゴ」的な存在だったんじゃなかろうか。

手前味噌ながら、喜多さんのCDタイトル「HYPERTANGO」にもそういう気持ちが込められている。ピアソラ体験からスタートして、どちらを向くか。タンゴというジャンル全体を振り返るのもいいけど、ピアソラと(まったく同じではないにせよ)「だいたい同じ向き」に視線を向けよう、という発想があってもいいはずだ。ミュージシャンも、我々リスナーも。

ライブレポートはeijiさんのblogが詳しいのであまり付け加えることが見つからない・・・

僕が印象深かったのは「パレード」。テーマ部で喜多さんが微妙に音程をズラして演奏し、「壊れた」感じを醸し出していた。隣の佐藤さんが喜多さんの方を見て笑っていたから、おそらく打ち合わせにはなかったのだろう。この「微妙さ」の絶妙はアラブ音楽の微分音スケールで鍛えた喜多さんならでは。「音程の悪いヴァイオリンだな」と誤解する人がいなけりゃいいけど。逆ですってば!

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2005.03.14

大友良英と浜田真理子による「カナリア」をレディジェーン30周年記念祭で聴いて、次の日に映画「カナリア」を観るという素敵な週末

まず12日。
昼の3時から池袋の東京芸術劇場に、北九州の劇団「飛ぶ劇場」の「Red Room Radio」を観に行く。

かなり期待が大きかったこともあるが、率直に言ってやや肩透かしをくらった感がある。この劇団の作品はこれ以前に3本観ているが、現実にはあり得ないような話を丁寧に描いて不思議なリアリティを醸し出していたところ、途中に挟まれる幻想的なシーンが美しくて、リアルな芝居とのバランスが絶妙なところなどが非常に気に入っていた。今回は久々に観たからなのか、随分作風が変化していると感じた。陰惨なシーンが多いのはいいのだけれど、どこかで観たような陰惨さ。松尾スズキあたりを連想する人は多いと思うのだけど、松尾スズキほど突き抜けた感じはない。

だが好意的に捉えれば、作風の幅広さは作者の力量でもある。「へーこんな芝居もやるんだ」という新鮮さもあったし、初めて見る役者の中にも光るものを感じる人が複数いた。今後も注目していきたい劇団であることに変わりは無い。次回本公演は過去に見損なった「IRON」の再演だそうで、初演の評判が良かったようだからかなり楽しみだ。

夜はベニサンピットのレディジェーン30周年記念祭へ。

大友良英(ギター&ターンテーブル)+浜田真理子(ピアノ弾き語り)、伊藤多喜男バンド(ドラムは村上ポンタ秀一!)によるライブ+立食パーティという構成。チケット代7500円というのは一見高そうだけど、飲食代込みでお土産にオリジナルラベルのワインも付くという大盤振る舞いで、申し訳ない気持ちになってしまうほど。

大友さんと浜田さんの共演は、ステージでは初めてだというから貴重な体験だった。ピアノ弾き語りに絡む大友さんのギターが刺激的で、かつ美しかった。偶然(だそうです)にもこの日封切だった映画「カナリア」の主題歌(作詞浜田真理子・作曲大友良英)などを演奏。

浜田真理子さんは島根在住のシンガーソングライターで、インディーズから出したCDが数万枚の売り上げを記録して話題になった。テレビ番組「情熱大陸」で紹介されたときにはもう知る人ぞ知る存在になっていたのである。ロック系なんかだとインディーズでバカ売れしてメジャーデビュー、なんて話は珍しくないけど、それはたいてい頻繁にライブをやってファンを増やしたケース。浜田さんの場合は、たまに東京に出てきて歌うだけ。多くの人は顔も知らず、純粋に音楽に惹かれてCDを買ったのである。僕も含めインディーズでCD制作に携わる人間というのは「いい音楽は口コミで売れるはず」と信じたいのだが、現実はそう甘くない。やはりマスメディアの力、特にテレビの力が圧倒的なのだ(余談になるが、ホリエモンって個人的にあまり好感は持てないけどインターネットを放送メディアと結びつけることによって威力を増そうとする戦略はまったく正しいと思う)。浜田さんの成功は僕らにとって一つの希望だ。

なお、浜田さんのケースでは「口コミ」において大きな役割を果たしたのがレディジェーンのオーナー大木さんです。大友さんもレディジェーンでCDがかかっているのを聴いて知ったそうだし。

13日昼は駒場アゴラ劇場で五反田団「キャベツの類」を。一言で表すなら「笑える不条理劇」。いやあ、よく笑った。前作「いやむしろ忘れて草」がかなりシリアスな、しんみりとした話だったのと対照的。この人も芸風が広い。今回もラストは多少しんみりとするけど、そこに至るまでが…。役者もみんないい味出してるなあ。

さて夜はどうしよう、と思案したところ、前日の余韻もあって映画「カナリア」が無性に観たくなった。渋谷アミューズCQNへ。

これが大当たり。主演の石田法嗣と谷村美月が素晴らしい。二人とも目に力があって、口から出るセリフ以上に多弁だ。りょう、西島秀俊、甲田美也子ら脇を固める役者も良い。

オウム真理教(映画では「ニルヴァーナ」)の事件は題材として重要なのだけど、「オウムの映画」というレッテルを貼られたら不幸である。映画自体もだけど、勘違いして見そびれる人が不幸。

これは一種のロードムービーであり、少年と少女の成長の物語。家族という共同体の再生の物語。なんかカッコイイんだよな。特にラストはちょっとゾクっとするほどのカッコよさ。エンディングテーマを歌うZAZEN BOYSの向井秀徳はどちらかというと苦手なタイプなんだけど、この映画には「これしかない」と思えるくらいハマっていた。ファンは当然必見ですね。セカチューのラストで大いに脱力した僕に共感してくれる人も是非見てちょうだい。

現代のニッポンで、ウソ臭くないロードムービーを成立させるためには、オウム事件という「現実離れした現実」が設定として必要だったのかも(本来の意図はそうでなかったにせよ)。だってそうでしょう、娯楽的な旅行や単なる家出じゃ「旅すること」についての切実さが感じられない。

ちなみに地下鉄サリン事件について谷村美月は「知らなかった」、石田法嗣も「テレビで過去の事件として取り上げられたのを見て知っていただけ」だそうである。あれから10年も経ったんですね。。。

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2005.03.10

2/1のコンサート(常味裕司&喜多直毅)のレポートをアップロードしました

2月1日に「現代パフォーミングアーツ入門」特別授業として常味裕司さん(ウード)と喜多直毅さん(vln)によるコンサートを開催しましたが、そのレポートをやっとアップロードしました。こちらです。

トラックバックのために関連しそうなblogを検索したところ、「ウード工房を訪ねて」という記事を見つけました。なかなか興味深いです。写真も美しい!

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2005.03.09

いくら学生だからって文化的冒険を楽しむのに2000円くらいケチるなよな

今月はなぜか、安い公演の情報が多いです。サイフの中身とにらめっこしながらライブに行くかどうか悩んでいた学生時代を思い出してお金にこだわった話を。2000円以下で楽しめる公演に特にスポットを当てて紹介。

まず演劇から。
もちろん駒場アゴラ劇場の(とりあえず3月いっぱいの)すべての公演。医科歯科関係者なら支援会員のチケット引換券を使えば格安です(詳しくはこちらを)。予約は原則として前日までですが、僕は駒場に住んでいるので、引換券の受け渡しは当日でも可能かもしれません。Eメールはすべてケータイに転送していますので、思い立ったらとりあえず連絡してください。

五反田団が昨日から始まってます。これはたぶん相当面白いはずです。そして17日からいよいよ青年団の新作。

演劇はもうひとつ。風琴工房の「機会と音楽」が今日9日から下北沢スズナリにて。学生券2000円だそうです(ただし枚数限定)。演劇情報サイトfringeでチラシが絶賛されていましたが、内容も面白そうです。あとこの劇団は、小劇場系では珍しく音楽にこだわっていて、公演ごとにオリジナルを作るようですね。今回はタイトルにズバリ「音楽」が入っているので、どうなっているか楽しみです。

【追記】初台の新国立劇場では各公演に1500円の「Z席」が常設されてます。前売り・予約はなく当日券のみ。さすがに場所は悪いですが、人気公演では激しい争奪戦が繰り広げられるようです(ひたすら早く来て並ぶだけですが)。

次にクラシック。以下はEメールでいただいた案内です。

たった5人のオーケストラ アンサンブル音楽三昧2005~音楽三昧の火の鳥

ラフマニノフ 「前奏曲」
ラフマニノフ 「コレルリの主題による変奏曲」
ストラヴィンスキー 「火の鳥」1919年版
プロコフィエフ 「ピアノ・ソナタ 7番」(戦争ソナタ)

2005年3月13日(日)3:00pm 津田ホール 
全自由席 前売:\3000 当日:\3500
ペア券:\5,000(前売のみ/津田ホール・オフィスアルシュ・音楽三昧HP取扱い)
学生:\1500(前売・当日共)★チケットお申込みはこのメールに直接ご返信下さい。受付にお取り置きいたします。
(注:↓のアドレスに「徳永から聞いた」と添えて申し込んでください)
オフィスアルシュ Tel:03-3952-8788 concert@o-arches.com
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- アンサンブル音楽三昧 -
1984年結成、5人編成ユニット。チェンバロ・ガンバ・リコーダーなどの古楽器と
フルート・ヴァイオリン・チェロ・コントラバスなどのモダン楽器を駆使、ピアノ・
オーケストラ曲を室内楽作品として蘇らせる。編曲はメンバーの田崎瑞博。これまで
に約20種のプログラムを制作、5枚のCDをリリース。2002年アメリカ・ダートマス大
学より招聘される(国際交流基金助成)。2003年より3年連続で津田ホールとの共催公
演。

田中潤一 フルート、リコーダー
川原千真 ヴァイオリン、ヴィオラ
田崎瑞博  チェロ、ヴィオラ
蓮池仁 コントラバス
加久間朋子 チェンバロ、ハープ

それから19日の鈴木大介「ギター・エラボレーション」@白寿ホールは、なんと小ホールなのに座席種別があって、最後部(音響的にはまったく問題なし)は2000円です。このシリーズについては過去の記事を参照のこと(後で感想書くつもりで挫折してますが良かったです)。今回もいい曲、珍しい曲がたくさん聴けそうです。ゲストが入っても料金は同じなので、いっそうお得感高し。

27日のアンサンブルノマドも学割2000円ですね。今回特にプログラムが興味深い(かつ難解ではない)のでお薦めです。

【追記】白寿ホールの「リクライニング・コンサート」シリーズも2000円ですね。しかもユニークなプログラムが多い。

続いてsax鈴木広志さんのサイトより:

2005. 3.31 (木) 怒涛のバリトンサックスのみのアンサンブル東京中低域LIVE 開場 18:30/開演 19:00 場所:大久保「ISHIMORI」イベントスペース 料金:予約…2000円 当日…2500円 (但、高校生まで学割。当日料金も2000円です) 出演者:水谷紹(bs,vo)、吉田隆一(bs)、後関好弘(bs)、松本健一(bs)、鬼頭哲(bs)、     田中邦和(bs)、川口義之(bs)、鈴木広志(bs)、小田島亨(bs)、柴野曜(bs)

ご予約・お問い合わせ先:
株式会社石森管楽器
〒169-0073 東京都新宿区百人町1-20-23
Tel…03-3360-4970 Fax…03-3360-4590
email…info@ishimori-co.com

ジャズ系ではなんといっても新宿ピットインの「昼の部」があります。平日なら1ドリンク付き1300円。僕が学生の頃は500円の「朝の部」というのもあって、現在一線で活躍している当時の若手実力者が出演していたのです。今でも大ファンの三好功郎さん(g)や外山明さん(ds)の演奏を初めて聴いたのもこの「朝の部」でした。つまり今出演している若手も10年後、20年後には・・・。当然チャージバックのギャラも"格安"なので、お金と関係なくやりたいことをやる、という感じでしょうね。まあ別に「朝・昼の部」でなくても、小さなライブハウスでの演奏はそういう面があるでしょうけど。たまに「え、この人が平日昼の部に?」と思うこともあります。学生のみなさんは春休みなのでぜひチェックしましょう。

他にも、以前授業でお世話になったお茶の水NARUは金曜日にコーヒー付き1000円の「昼の部」がありましたが現在はやっていないのかWebに載せてないだけなのか?誰か知ってたら教えてください。

ライブハウスの一般営業でチャージ1000~2000円ということもあるけど、これは別途オーダーが必須。でないとさすがに営業が成り立ちませんからね。でも新宿TOPS BAR2(ミュージックチャージ無し・テーブルチャージとして1000円)や吉祥寺サムタイム(1500円の日が多い)なら1ドリンクのみオーダーして1ステージ(約40分)聴くのは可能かな。これなら2000円前後。他にモーションブルーヨコハマが去年からときどきノーチャージの日を設けています。度胸があれば1ドリンクである程度粘るのも可能だろうけど、個人的にはやはり1ステージ2オーダー(1ドリンク1フードとか)は必須かな、と思います。オーダーが少ないとお店は赤字になってしまうわけで、「損するからやーめた」ってことになったら元も子もないですからね。第一、せっかくいい雰囲気で音楽を聴けるのだから、最大限楽しまないともったいない。

たまたま14日に吉祥寺アリムタ食堂で喜多直毅さんらのライブがノーチャージでありますが、ここは元々タイ料理のレストラン。勧めた以上、責任があると思うので断っておくと、前回のライブではライブ目当てでない団体のお客さんがかなり騒がしく、音楽を楽しむ環境としては厳しいものがありました。つまりミュージック・チャージには「音楽を楽しむ権利を買う」ような面もあって、この手のお店でノーチャージの場合は、ある程度は覚悟しないといけない。一応お店の方に苦情は申し入れておいたので、今回はなんらかの対策をしてもらえるとは思いますが。あまりひどい環境だと、誰よりミュージシャンが嫌な思いをするはずです。僕はミュージシャンに対する敬意が感じられない店には、どんなに他の条件が良くても、絶対に行きたくありません。


「売れない」「客が入らない」理由として値段の高さが問題になることは多いのだけど、現実問題として、安いから即「売れる」「客が入る」ということにはならない。「安かろう悪かろう」が売れないのは仕方ないとして、大半の人はそもそも「安くてよいもの」を探す努力などしない。だからこうして、ささやかながら「知らせる」努力をしているわけだけど、「消費者」の意識も変わらないとダメなんですよ。両方の立場を知る者としての実感です。

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2005.03.03

だから内橋和久と外山明を擁するeEYO idiotは最高に決まっていると言ったじゃないか

って誰に向かって言っているのだろうか、という話はおいといて。
(ちょっとタイトル変えてみましたが深い意味はありません)

3月3日のひな祭り。吉祥寺MANDALA2にて。

あらためて確認しておくが、
PERE-FURU(鬼怒無月g、勝井祐二vln)

eEYO IDIOT(イーヨvo、内橋和久g、中原信雄b、外山明ds)

対バンである。PERE-FURUにもeEYOさんがゲストで加わる。こんな贅沢なライブがあるだろうか。さすがにMANDALA2はほぼ満席だったが、ギュウギュウということはなくて、ほどよい混み具合。

PERE-FURUが先発。デュオによる即興の後、eEYOさんを迎えてeEYOさんのオリジナルを演奏。「リタ」など聴きなれた曲も新鮮だ。単に鬼怒さんと勝井さんの伴奏で聴くから新鮮、というだけではなくて、鬼怒さんはギターパートをちゃんとアレンジしたようである。多数のバンドを掛け持ちして超多忙なはずなのに、こういった単発のセッションでも決して楽をしようとしないのは一種の職人気質とでもいうべきか。頭が下がる。

対するeEYO idiotは、普段よりロック度が増した演奏。こ、これはたまらんぞ。よく見ようと思って最初から立っていたが、そもそも座って聴くタイプの音楽じゃないよ。かっちょええなあ。内橋さんと外山さんの繰り出すフレーズのすべてがかっこいい。そして自由だ。ロックのグルーヴって、規則的なリフや8ビートの定型リズムとはあんまし関係無かったのね。

ベースの中原さんはというと、メンバーが固定されていないeEYO idiotの中では参加率がかなり高いこともあり、即興的な要素の強いアンサンブルの中で、芯の部分をがっちり支えている。お陰で一体感が損なわれないんだな。

もちろんeEYOさんのボーカルはキュートで心地よい。独特の言語感覚を伴うオリジナル曲もいい。ちょっと大げさに言えば、これはロックバンドの一つの理想形に近いかもしれんぞ。当人達はまったくそんな意図はないだろうけど。


以下余談。
今に始まったことではないけれど、こういった音楽を伝えるメディアはインターネットぐらいである。既存のメジャーなメディアの多くはビジネスを優先させるから、今後もほとんど期待できないだろう。インターネットが無かった時代よりはずっとましなのだけど、本気でいい音楽に出会おうと思ったらメディア・リテラシー能力を鍛えるしかないのだ。もちろん、書き手の能力も厳しく問われているのは自覚している。

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2005.03.02

ライブ・公演情報(喜多直毅、鬼怒無月、佐藤芳明、鈴木大介、小沼ようすけ、アンサンブルノマド他)

2005年3月のライブ情報。随時補足・追加していきます。

3月3日PERE-FURU+eEYO、eEYO IDIOT@吉祥寺マンダラ2
3月4日金庸太@要町GGサロン
(以上は掲載時には終了済みでしたが記録として)

3月5日
■南 博(p)鈴木正人(b)@新宿トップスバー2
*テーブルチャージ1000円+ドリンク代のみで気軽に楽しめるライブ。
■内橋和久g、吉田達也ds@ディスクユニオン新宿ジャズ館
*CD発売記念インストア(無料)。未確認ですが20時ぐらいからか?

3月6日
■森山威男(ds) カルテット@新宿ピットイン
今なお現役バリバリの伝説のスーパードラマー

3月8日(火)~13日(日)
五反田団『キャベツの類』@駒場アゴラ劇場

3月9日
■伊藤芳輝(gt)、宮野弘紀(gt)+guest吉見征樹(tabla)@桜木町ドルフィー

3月11日(金)~13日(日)
飛ぶ劇場>「Red Room Radio」@東京芸術劇場小ホール2
東京国際芸術祭参加作品。飛ぶ劇場は北九州の劇団で、徳永も何度か観ていますが毎回非常に質が高くて面白いです。

3月12日
■レディジェーン30周年祭本祭1日目@ベニサンピット
浜田真理子(歌・ピアノ)×大友良英(ギター・ターンテーブル)
出演:伊藤多喜雄(民謡)×谷川賢作(ピアノ)×山中信人(津軽三味線)×村上ポンタ秀一(ドラムス)
開場18:30 開演19:00
料金7500円(パーティー代+黒田征太郎画オリジナルラベルワイン土産付)

3月13日
■レディジェーン30周年祭本祭2日目@ベニサンピット
ピカドン:黒田征太郎(絵・ライブペインティング)×近藤等則(トランペット)
坂田明(サックス・歌)×林英哲(太鼓)×太田恵資(ヴァイオリン)×斎藤ネコ(ヴァイオリン)
開場18:30 開演19:00
料金7500円(パーティー代+黒田征太郎画オリジナルラベルワイン土産付)

3月14日
■翁長巳酉(per)/今井龍一(oud)/喜多直毅(vln)@吉祥寺アリムタ食堂

3月15日
■Plays Post Tango and More@江古田バディ
*鬼怒無月(g)、喜多直毅(vln)、佐藤芳明(acc)、鳥越啓介(b)によるプログレッシヴ・タンゴバンド。小松亮太バンド南米ツアーを終えて帰国した「タンゴヴァイオリニスト喜多直毅」の凱旋公演だ!

3月16日
■翁長巳酉(パーカッション)、吉野弘志(ベース)、今井龍一(ウード)、喜多直毅(ヴァイオリン)@桜木町ドルフィー

3月17日
■喜多直毅(vln)/佐藤芳明(acc)/仙道さおり(perc)@大塚グレコ
■小沼ようすけ(g),荻原亮(g).吉田智(g) @六本木アルフィー

3月18日
■ボリス・ガケール@要町GGサロン
セルジオ・アサドや福田進一に才能を認められた、若手ギタリスト&コンポーザー

3月17日(木)~30日(水)
青年団『御前会議』:同時上演『ヤルタ会談』@駒場アゴラ劇場

3月21日
■小沼ようすけ sologuitar@モーションブルーヨコハマ

3月22日
■Plays Post Tango and More@桜木町ドルフィー
*15日参照。

3月24日
■佐藤芳明accd、鳥越啓介b、田中栄二ds@大泉学園inF

3月25日・26日
■KAKI KING@モーションブルーヨコハマ
*すごいと評判の若手女性ギタリスト。

3月26日~4月16日
■燐光群「屋根裏」@梅ヶ丘BOX
*アメリカツアーを終えての凱旋公演。

3月27日
■アンサンブルノマド:オペラシティ
*なんとノマドがコブラをやります。そしてライヒ「Vermont Counterpoint」の完全生演奏!


以下覚書

4月5日デューシャン・ボグダノビッチ@台東区ミレニアムホール
4月7日デューシャン・ボグダノビッチ+喜多直毅+小沼ようすけ@六本木STB139
4月8日(fri)、9日(sat)、10日(sun) ローザス@さいたま芸術劇場
4月14~16日三好功郎3days@新宿ピットイン
4月21日・22日SAKATA/O'ROURKE TOKYO SESSION @新宿ピットイン
4月24日ぺぺ・ロメロ(g)@初台オペラシティ
4月30日Altered States@新宿ピットイン

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2005.03.01

現代ギター誌でのインタビュー連載「アコギな仲間達~Acoustic Guitar Guys」がなんとか1年続きました

1年間のラインナップは左をご覧ください。小沼ようすけさんから始まって、1年目の締めくくりとなる12人目のAcoustic Guitar Guyは青柳拓次さんでした

快く取材に応じてくださった皆様と応援してくださる読者の皆様に、心から感謝します。来年度分も2件取材済み、あとお二方に打診済み。これまで同様、ジャンルを問わず超大物から知る人ぞ知る実力派、期待の若手まで取り上げていきたいと思いますのでお楽しみに。

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