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2005.12.16

12月17日(土)、白寿ホールの鈴木大介「ギター・エラボレーション」はいよいよクライマックスへ

10日の大萩康司&趙静デュオコンサートについて、思わず「最優秀企画賞」と書いちゃったけど、それは「A席学割1000円」という価格設定のほかに、ギターとチェロという魅力的な2つの楽器の組合せであったことが大きい。

もし「ギター」に比重を置くなら、鈴木大介さんのこの壮大な企画は文句なく最高に画期的なものである。3ヶ月ごとに全8回、足掛け3年のコンサートシリーズ。曲目構成もなかなか絶妙。各回ごとに明確なコンセプトを持ちながら、単独でもバランスの取れたプログラムになっており、どれに行っても1つのリサイタルとして楽しむことができる。

前回も素晴らしかったけど、今回も美しいプログラムですよ。

バッハ : 組曲 BWV1012
ヴィラ=ロボス : 12のエチュード
ピアソラ : 5つの小品 /他

だって。

BWV1012は無伴奏チェロ組曲第6番です。個人的にバッハの全無伴奏作品の中で一番好き。でもチェロの曲じゃん、と思われるかもしれないけれど、この曲に関しては「オリジナル主義」に固執するのはやめた方がいい。やや挑発的な言い方をすれば、チェロ版しか聴いたことがない人は、この曲の隠された魅力にまだ気付いていないかもしれない、とすら思う。

僕は先に優れたギタリストの演奏で聴いてしまったから、その後チェロによる演奏を聴いても「そこもっと軽やかに弾む(はずむ)ように弾いて欲しいのに!」「その重音もっときれいにハモって欲しいのに!」などと注文を付けたくなってしまう。それは演奏者の能力の問題ではなくて、楽器の特性上仕方ないのだが。

ウソだと思ったら、週末は富ヶ谷(最寄り駅は千代田線「代々木公園」または小田急線「代々木八幡」)の白寿ホールへ。6時開演です。チケットは2000円、3000円、4000円の3種類。

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