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2006.03.08

山下和仁と鈴木大介とリチャード・ボナとソーラン・ドゥキッチと益田正洋に見るそれぞれの「超絶技巧」

最近以前ほどクラシックギターのコンサートに行ってないなー、と思っていましたが2月後半から3月にかけてけっこう行きました。それらを踏まえつつ(ボナは違いますが)。

2月16日 山下和仁@トッパンホール
元祖超絶技巧。「展覧会の絵」は今CDで聴いてもかなり衝撃的でしょうね。僕は高校生の頃テレビで見てぶったまげ、「クラシックはやっぱり凄い!」と思ったものです。よく「あんな弾き方ではすぐ指を壊す」みたいな言い方をされたけど、40代の今も健在。超絶技巧も衰えたという感じはしなくて、やっぱりところどころであっけにとられるような指裁き。しかしこの人の最大の魅力は「音そのもの」なんだよな。「クラシックギター史上最速速弾き」も山下さんだけど、「心に残る一音コンテスト」をやったらやっぱり山下さんが優勝するだろう。


2月18日 鈴木大介ギターエラボレーション@白寿ホール
足掛け3年、全8回の連続コンサート、ついに最終回。曲が重複しない異なるコンセプトのプログラムを8つ考えるだけでも相当大変だと思うけど、それを実行してしまった。

大介さんの「超絶技巧」は一聴しただけではわかりにくい。良い喩えかどうかわからないけど、金属のボールがレールを転がっていくオブジェがあるでしょう。ああいう快感。するするとよどみなく音楽が流れていき、ここぞというところでグっと加速したりダイナミックに躍動したり。それとバランス感覚。和音の響かせ方、ハーモニーとポリフォニーの聞かせ方が絶品だなあ、といつも思う。努力すれば誰でもできるってものではないだろう。そこに彼の「超絶さ」を感じる。祝芸術選奨文部科学大臣新人賞

しかしですね。虚しさも感じるのですよ。全部終わってから賞あげたからって何ですか。「鈴木大介のギターエラボレーションは素晴らしいに決まっているから行け!」とちゃんと前もって言えよ>偉い人


2月19日 リチャード・ボナ@モーションブルーヨコハマ

2月24日 ゾーラン・ドゥキッチ@GGサロン

3月4日 益田正洋@トッパンホール

後で書き足します。

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