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2006.04.08

癒しなんていうレベルを超えて聴く者の心を解きほぐすアリエル・アッセルボーンのギターと歌

癒しなんていうレベルを超えて聴く者の心を解きほぐすアリエル・アッセルボーンのギターと歌

8日、ルーテル市ヶ谷センターにて。

優れたギタリスト、作曲家であり歌手でもあるアリエル・アッセルボーンさんのリサイタル。
ギターだけでも充分聴かせるのに、加えてあの美声ってのはズルいぞ!

前半がギターソロによるタンゴ、後半はオリジナルを含むフォルクローレ系作品弾き語り。

タンゴのギターソロと聞けば、カチョ・ティラオやフアンホ・ドミンゲスの硬質で重量感のあるサウンドをイメージする人が多いのではなかろうか。ところがアリエル君(敢えて親しみを込めてこう呼びたい)は柔らかいタッチでサラリと軽くタンゴを弾く。これは実に新鮮だった。

そんなのタンゴじゃないやい!と思ったアナタ。その主張にどれほどの根拠があるのだろう?

なにせアリエル君はアルゼンチンタンゴの本場、ブエノスアイレスの出身なのだ。紛れも無い本物のタンゴを浴びるほど聴いて育ったはず。ずっと地球の裏側に住んでいる我々に何がわかる?面と向かって反論する度胸がある日本人がいるなら聞いてみたいものだ。

僕が一つ強く思ったのは、タンゴはやっぱり「都会の音楽」なんだなあ、ということ。ひとことで言えば、「粋」なのだ。これだよ、ドゥキッチの「完璧な演奏」に欠けていたのは・・・

後半の弾き語りは、ある意味「一人二重奏」。実際ブラインドテストをやればボーカル&ギターDUOだと思う人が多いはず。伴奏のギターパートがかなり複雑。歌いながら弾くのは至難の業のはずで、これもさりげない超絶技巧と言っていい。

加えて「歌」や「声」そのものの魅力。
(続く)

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