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2006.08.18

鬼怒無月、ナスノミツル、外山明という野獣たちを野放しにしておくと大変なことになるという1つの証明

17日、新宿ピットインにて鬼怒無月(g)、ナスノミツル(b)、外山明(ds)のトリオ。

この3人にキーボードの中山努さんを加えたカルテットが今後レギュラーバンドになるという。。。ってそれはCOILと同じ編成じゃん!

しかし同じ編成で同じ曲をやっても見事にまったく違う演奏。CIOLの突然の解散には驚いたけど、今となってはすごく納得できる。鬼怒さんが次にやりたかったのはこれか!

タイトルに「野放し」という言葉を使ったけど、フリーという意味ではない。フリーな局面も多いものの、予想以上に構成はしっかりしていて随所にかっこいいキメやユニゾンが。その流れがとても自然で、精神的にはものすごく自由に演奏している印象を受けたということだ。

それにしても鬼怒+外山というありそうでなかった組合せ。鬼怒さんのハードコアプログレみたいな超テクニカルかつソリッドでタイトなギターに外山さんの自在に伸縮しつつ不思議なほどツボにハマりまくるドラムが重なると・・・至福としか言いようがない。ナスノさんはアルタードステイツ、是巨人という2大超絶ギタートリオを支えるだけに、どんな展開でもアンサンブルは完璧。エレクトロニクスの使い方も面白い。

これに対抗できる組合せを考えてみると・・・バケット・ヘッド+ジョナス・エルボーグ+ジョーイ・バロンとか。いやちょっと違うか。特に外山さんに対抗できるドラマーが思いつかない。

よく日本のジャズのレベルが云々、という話をするとき違和感を覚えるのだけど、このぐらいのレベルになってくると、そもそも上とか下とかいう評価をすることに意味があるのか?

一番わかりやすい例で言えば、外山明みたいに叩けるドラマーって世界中を探しても外山明しかいないわけで。ディジョネットとかデニチェンとか全盛期のトニー・ウィリアムスとか連れて外山さんのトラ(笑)で使ったらもっとすごくなるか?違うでしょう。彼らはもちろん素晴らしいプレイをするだろうけど、別の音楽になる。そういうことだと思うんだけど。

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Comments

tokunagaさん、お久しぶりです。私も行きましたが、鬼怒無月さんが素になって、ロック少年のように弾いていたのが印象的でした。外山さんも凄かった…。ナスノさんが居なかったら、どうなってたんだろう…というぐらい。でも野獣かぁ…(笑)
アンコールの曲について、鬼怒さんがいろいろ語ってくれていたのですが、忘れてしまったのです。知識不足で、名前とかが聞き取れなかったのもあります。もし覚えていたら、教えて下さい…。お願いします。

Posted by: Franny | 2006.08.18 at 03:10 PM

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» 8/17新宿PIT-INN 「鬼怒無月 NIGHT」 [ 八月の雨猫 ]
初めてのピットインでした。三人掛けの椅子というのは、初めて。店内は、何か大人な感 [Read More]

Tracked on 2006.08.18 at 03:24 PM

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