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2006.10.30

平成18年度「現代パフォーミングアーツ入門」第4回(10月30日)~比較的オードクスだけど現代的なジャズの形いろいろ

18年度第4回

[DVD]「ディジョネット,ハンコック,ホランド,メセニー/イン・コンサート」よりデイヴ・ホランド作曲「Shadow Dance」
*90年収録。Jack DeJonette(ds), Herbie Hancock(p), Dave Holland(b), Pat Metheny(g)によるスーパーセッション。

[DVD]ミシェル・ペトルチアーニ「Power of Three」より「Limbo」(3限のみ)、「In a Sentimental Mood」(5限のみ)
*1986年、モントルージャズフェスティバルでの特別セッション。
*ペトルチアーニは1999年に36歳で死去。ってことはこの映像の時点で23歳ですね。


[DVD]音楽ドキュメンタリー映画「Calle 54」(2000年公開)よりミッシェル・カミロ(pf)トリオ、チューチョ・バルデス(pf)の演奏。
*ミシェル・カミロ・トリオのドラムはオラシオ・エルナンデス。まさに両手両足を最大限駆使した演奏。カウベルの音はどこから?と思っていると、左足のペダルで叩いていることがわかります。ベースのアンソニー・ジャクソンは脳梗塞で倒れてから復帰後。こちらも6弦ベースを駆使した演奏が見もの。
*チューチョ・バルデスのテクニックはやっぱ凄まじいですね。ものすごく速いフレーズでも音の粒立ちが鮮やか。しかも表情が変わらない!

[DVD]キース・ジャレット「THE ART OF IMPROVISATION」より
*2005年発売のドキュメンタリー作品。演奏は1964~1996年のもの。
*エンディングのライブ映像は話の流れかららするといかにも「復活後」(97年以降)みたいですが、実は93年でした。

[DVD]Miles Davis「miles electric: a different kind of blue」より「So What?」(64年)、「Call it anything」(70年)途中まで。
*タイトルはマイルスの名盤「Kind of Blue」に引っ掛けたもの。
*60年代末の「エレクトリック化」を追ったドキュメンタリー。クライマックスは70年のワイト島フェスティバルでの演奏。
*「Call it anything」にはキース・ジャレット(key)、チック・コリア(key)、ジャック・ディジョネット(ds)、デイヴ・ホランド(b)らが参加。
*ディジョネットもキースもアフロ!少年のような風貌のホランドにもびっくり(現在の姿とあまりにギャップがあるので)。

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2006.10.29

JAZZ TODAY 2006とVINCENT ATOMICUS

24-28日の記録。

24日
■Jazz Today Presents“中島ノブユキ/中村真”@六本木スウィートベイジル139

8時開演と間違えて(実際は7時半)中村真さんのトリオは最後の方しか聴けず。
中島ノブユキさんのバンドは弦楽カルテットとバンドネオンが入った室内楽ジャズ。バンドネオンの北村聡さんかっこいいいね。

僕の理解が正しければ、彼のやっていることは、少なくとも日本人バンドネオン奏者として前人未到の領域なんだけど。タンゴ界の人はジャズのことをよく知らないし、ジャズ界の人はバンドネオンのことをよく知らないから、十分認識されてないんじゃないか?


25日
■Jazz Today Presents“BOZO/橋本一子Ub-X”@六本木スウィートベイジル139

橋本一子さん、相変わらず美しい。演奏もボーカルもかっこいい。ベース井野信義さん渋い。両者のコンビネーションを、敢えて「壊す」かのようなドラム。うーむこのコンセプトは微妙。ドラムに近い席だったので生音が届いてバランスが悪かったというのもあるけど。 僕がきちんと理解できていないだけなのかどうか。

28日
■Special Others, Vincent Atomicus@外苑前・月見ル君想フ

お店の2周年記2days初日。Special Othersはジャムバンド系の若いバンド。なかなか面白いセンス。けっこう引き込まれるところがあった。ただメインディッシュにするにはちょっと軽いけど。とはいえ、インストシーンが盛り上がっている(彼らはビクターからメジャーデビューするらしい)のは嬉しい。

Vincentは9月1日のライブがすごく良かったので期待も大きかったけど、それを裏切らない演奏。月見ル~に来たのは初めて。もう少し大きいハコを想像してた。1Fだけだと新ピより狭いのでは?このサイズでVincentのライブって貴重だ。がっつりかぶりつき、ヴァイオリン太田さんの前あたりで。

太田さん、開演前にご挨拶したら「今日はこじんまりと」なんて言ってたけど、ソロでは燃えてました~

誤解を恐れずに言えば、ROVOのツインドラムをさらに発展させたようなコンセプト。かなり初期の頃から見てるけど、最近よりいっそう面白くなってきた。ROVOファンはメンツを見て(勝井祐二さんも入ってるし)気になってると思うけど、こっちも絶対気に入ると思うぞ。

このバンドも、キップハンラハン一派あたりと比較したがる人がいるんだろうなあ。ツインドラムを前面に出すスタイルはそりゃエルネグロ&ロビーを連想させる。しかしエルネグロ&ロビーをブルーノートでかぶりつきで見た経験も含めて言わせてもらうと、ライブの快感は甲乙付け難いし、トータルなアイディアではVINCENTの方が面白いんじゃないかと思う。

ツインヴァイオリン+ツイントロンボーンというユニークな組合せ。トロンボーンの青木タイセイさんはマルチ奏者で鍵盤楽器や笛も操るし、マリンバの高良久美子さんがパーカッションも担当できるのでサウンドの幅は広い。実はかなり合理的かつ理想的な編成かも。これからますます目が離せない。次回は12月15日に新宿ピットインでワンマンライブ。

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2006.10.27

喜多直毅STBライブ無料配信(10月27日~30日朝)

8/24に六本木スウィートベイジル139で行われたCD「VIOHAZARD」発売記念ライブの無料配信が開始されました。30日朝10時頃までJJAZZ.NETにて。必聴ですよ。てか学生は全員聴きなさい!

取り急ぎお知らせのみ。
*当初「30日まで」としていましたが、30日午前中には次のプログラムに切り替わるとのことです。

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2006.10.23

平成18年度「現代パフォーミングアーツ入門」第3回(10月23日)~引き続きパット・メセニーPat Methenyを中心に

例年のことながら、メセニー作品に対する反応が良いので予定を変更して引き続きメセニーを中心に。新作DVDもゲットしたので早速紹介。最後にガラリと雰囲気が変わってブレッカー・ブラザーズ。

[DVD]パットメセニーグループ(以下PMG)「More Travels」(91年)より「Last Train Home」(5限は2002年ライブのソロヴァージョンも)
*メセニーは「シタール・ギター」を弾いてました。

[DVD]PMG「WE LIVE HERE~Live in Japan1995」より「First Circle」(3限のみ)

[DVD]PMG「イマジナリー・デイ・ライブ」(98年)より「Into the Dream」
*メセニー自身が考案し特注した「ピカソ・ギター」を使用したソロ。
*弦は全部で42本あるらしい。

[DVD]PMG「More Travels」(91年)より「Third Wind」(5限のみ)

[DVD]PMG「Speaking of Now Live」(03年)より「Song for Bilbao」
*2002年の来日公演で収録。曲は80年代前半に発表されたもの。
*アレンジはさほど変化していないが、クオン・ヴー(tp)ら新メンバーによりそれなりに新鮮なサウンドに。
*リチャード・ボナがギター、コーラス等で参加していたが最後に本職のベースに戻ってソロを弾きまくっている。

[DVD]PMG「THE WAY UP - LIVE」(06年)より「PART1」冒頭12分ほど。
*2005年韓国公演で収録。まだ発売されたばかり。
*クオン・ヴー(tp)が前作に引き続いて参加しかなり重要な役割。ハーモニカのGregorie Maretは新メンバー。*メセニーはE-BOW(ギターの弦を電磁気により振動させる装置)を使ってましたね。
*カリンバ(親指ピアノ)も使われていましたね。


[VHS][RETURN OF THE BRECKER BROTHERS」(93年)より「SONG FOR BARRY」
*70年代末に一世を風靡したフュージョンバンドが90年代に再結成したときのライブ。
*オリジナルメンバーはブレッカー兄弟(兄ランディtp、弟マイケルssax)のみだが新メンバーのマイク・スターン(g)、デニス・チェンバース(ds)らがオリジナルメンバーにも増して強力。
*マイケル・ブレッカーが最初に吹いて(?)いる楽器はEWI(Erectric Wind Instrument)。日本のAKAIが開発した管楽器型のシンセサイザー・コントローラー。
*なぜかDVD化されていないようなのでけっこう貴重かも(このメンツなら絶対売れそうなのに!)。
*最初はクリーン・トーンで比較的淡々とソロを弾いているスターンが最後に爆発するところは圧巻ですね。

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2006.10.21

林正樹STEWMAHNという東京ジャズシーン最前線

20日、林正樹STEWMAHN@江古田バディ

よかったよかった。なにがよかったかというと、こういうバンドを知らずして、「東京のジャズシーン」とかいって偉そうに語らなくてよかった。7月以来2度目のライブ鑑賞。なんと今年のライブはこの2本のみだって。もっとやって欲しいけど、メンバー全員、多忙を極める売れっ子ミュージシャンなので仕方ない。この日はJJazz.Net放送用に収録されていたのだけど、そのままライブ盤にしてもいいんじゃないの?という完成度。

曲は1曲を除いて林正樹オリジナルで、「林正樹カルテット」というカラーが鮮明に。サックス他Andy Bevan、ベース西嶋徹、ドラム堀越彰というテクニック、柔軟性ともに申し分ないメンバー。序盤でややPAバランスが気になったけど、途中で修正したのかな?耳が慣れただけかもしれないけど。中盤以降は問題なし。ガッチリ噛み合ったアンサンブルとインタープレイを堪能。

元山下洋輔カルテットという実績はもちろん、純邦楽の影響も受けたらしい(父親が日舞関係の方だとか)堀越さんのしなやかでユニークなドラミング。ソプラノサックスを中心に、ディジュリジュやオリジナル楽器ハーモニックフルートまで操るオーストラリア出身のAndyさん。ベースの西嶋さんは幼少の頃からヴァイオリンをやっていたというだけあって、アルコ(弓弾き)も素晴らしく上手い。

これらを活かしきる林さんの作曲センス。もちろんピアニストとしての実力も抜群。リリカルなプレイからアグレッシヴなプレイまで非常に幅広い。移行がスムーズ。突然暴れだすんじゃなくて、「いつのまにかヘンタイ」に。おそらく林さんにとっては、ちょっとした「遊び心」の延長なのだ。

まさにこの4人でしか、東京でしか生まれ得なかったジャズだろう。林さんが参加する他のバンド、ユニットで聴いたことのある曲も、しっかり「STEWMAHNのサウンド」になっている。

ちなみに、いーぐる特集のとき「ライブを選ぶコツはまず好きなドラマーを見つけること。良いドラマーのライブにハズレは少ない」という意味のことを言ったのだけど、堀越さんも僕にとって「ハズレのない」ドラマーの一人。林さんについては「先物買いをしたい人は林正樹をチェックすべし」と言った手前、ハズしてもらっちゃ困るのだけど(笑)、杞憂のようです。

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2006.10.19

即興2days

16日&17日の記録。すべて即興、譜面に書かれた音楽は一切なし。

16日
下北沢レディジェーンへ。この日もいろいろ重なって悩ましかったけどなあ。

チェロのトリスタン・ホンジンガーさんを中心とする即興セッション。第1部の最後の方に着いたら、かなりテンションが高い。出演者4人が、ほぼ全員弾きまくり状態。

うーん聖徳太子ではないし4人の音を同時には聴けんぞ・・・「全体」を聴こうとすると騒音みたいに感じられてしまうから、どこかにポイントを絞って聴くしかないと思うのだけど。最初から展開を追っていればまた違うのだろうけど、いきなりこういう状態だと厳しいな。

第2部はピアノ千野秀一さんとギター近藤秀秋さんのデュオから。これは良かった。千野さんも近藤さんも速いフレーズをガンガン繰り出すけど、ちゃんとメロディが繋がっているしインタープレイがよくわかる。わかりやすけりゃいいってもんじゃないだろうけど、やっぱ聴いてて心地良いよ。

続いてホンジンガーさんとヴォイス他のウォン・ジクスさんのデュオにスイッチ。その後はお祭り騒ぎ。やたらお客さんのノリもいい。いいことかどうかは別にして、即興系のライブでこんなに盛り上がるのも珍しい。ホンジンガーさんも楽しそう。これはこれで、面白いものが観られて良かったという気はする。

しかし随所に見られるホンジンガーさんの確かなテクニック。スーパーデラックスで見た向島ゆり子さんとのデュオも良かっただけに、千野さんや近藤さんとがっぷり組んだデュオも見てみたかったな。

17日
この日も聴きたいものがいろいろ。しかしレポートの採点をひたすらやってたらかなり遅くなり、(市川からは)比較的近場の稲毛キャンディへ。ジャンニ・ジェビア(イタリアのサックス奏者)&翠川敬基(チェロ)。

それぞれのソロの後、デュオをやったのだけど、ジェビアさんの楽器のコントロールが凄まじい。チェロと生音でやってバランス完璧。チェロは無理に鳴らそうとしないし、サックスも無理に抑えている感じが全然しない。「特殊奏法」を駆使しつつも、特殊なことをやっているとは感じさせないテクニック。素晴らしい。

アンコールがまた良かったな。いきなり超ハイトーン。これも悲鳴みたいな音じゃなくて、あくまで音楽的に響く。うーん即興の世界はまだまだ底知れないな。

キャンディも良い店でした。帰りが上り電車だからゆったり座れるのは助かる。また行こう。

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2006.10.17

平成18年度「現代パフォーミングアーツ入門」第2回(10月16日)~ジャコ・パストリアスJaco Pastoriusとパット・メセニーPat Methenyを中心に

今年も始まりました。昨年と大して変わり映えしませんが、ウェザーリポートの(正規盤としては)未発表ライブをゲット。

[DVD]ウェザーリポートBOXSETのDVDより78年のライブよりジャコ・パストリアスのベースソロ、「TEENTOWN」(3限のみ)、「BIRDLAND」
*ジョー・ザヴィヌル(key)とウェイン・ショーター(sax)を中心とする伝説のバンド。過去に海賊盤として出ていたものが、大幅に画質が向上した正規盤で!(あるんなら早く出せよ、と思ったのは僕だけではあるまい)
*全盛期のジャコ・パストリアス(b)やはりすごいです。

[DVD]パットメセニーグループ「More Travels」(91年)より「Have You Heard」(3限のみ)、「First Circle」(5限のみ)
*80年代に確立され21世紀まで続く典型的なPMGサウンド。

[LD]Jack DeJonette's Special Edition「Live At The Montreal Jazz Festival 1988」より「PM'S AM」(5限のみ)
*現在もキース・ジャレット(pf)トリオ等で活躍するドラマーのリーダーバンド。
*パット・メセニー(g)がゲスト。ギターシンセでアドリブ・ソロを演奏。
*サックスのグレッグ・オズビー、ケニー・ギャレットも現在ではトップミュージシャンですが当事は若手ですね。
*何故かなかなかDVD化されないので実はけっこう貴重です。メセニーのゲスト参加が災いして権利関係がややこしいとか?LDプレイヤーよ壊れないでくれ!

[DVD]パットメセニー「シークレット・ストーリー・ライブ」より「Finding and Believing」
*1992年収録。PMGとは別に立ち上げたソロプロジェクトのライブ。やはりこの曲がメセニー作品中で一番好きだな。
*説明し忘れましたが冒頭のメロディはフレットレスギターで弾いてましたね。

[DVD]PMG「Speaking of Now Live」より「Scrap Metal」
*2002年来日公演での収録。80年代からライブで欠かさずやっている曲ですが、ここでは新メンバーのクォン・ヴー(tp)が大feature。

[CD]パット・メセニー&ブラッド・メルドー「メセニー・メルドー」より「リング・オブ・ライフ」
*今をときめく人気若手ピアニストがメセニーと共演した話題盤。

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ライブ情報

こちらも随分サボってしまいました・・・まだ追加する予定です。

10月17日
■さがゆきvo、喜多直毅vln、宮野弘紀g、伊藤芳輝g@大塚グレコ
■Pot Heads(Acc:佐藤芳明 B:鳥越啓介 Ds:田中栄二)ゲストPf&Key:松本圭司@渋谷JZ Brat

10月18日
■後藤浩二(p) with 小沼ようすけ(g) Special DUO LIVE@関内KAMOME
*小沼ようすけレコ発ライブで素晴らしい演奏を聴かせてくれた若手ピアニストが今度は逆に小沼さんをゲストに迎えて。

10月20日
■STEWMAHN(林正樹(Pf)、 アンディー・ベヴァン(Sax)、西嶋徹(B)、堀越彰(Ds))@江古田バディ
*徳永イチオシの若手ピアニスト林さんのリーダーカルテット。ドラムの堀越さん(ex山下洋輔カルテット他)も協力。
■松尾俊介@要町GGサロン
*このblogでも2回ぐらい取り上げた若手クラシックギタリスト。

10月21日
■今堀恒雄g unbeltipo TRIO@関内ストーミーマンディ

10月22日
■梅津和時sax KIKI BAND(鬼怒無月g、早川岳晴b、ジョー・トランプds)@外苑前・月見ル君想フ

10月24日
■Jazz Today Presents“中島ノブユキ/中村真”@六本木スウィートベイジル139
*バンドネオン北村聡参加。

10月25日
■Jazz Today Presents“BOZO/橋本一子Ub-X”@六本木スウィートベイジル139
*これも楽しみな組合せ。

10月26日
■カヒミカリィ、大友良英、今堀恒雄 @Apple Store銀座

10月28日
■VINCENT ATMICUS他@外苑前・月見ル君想フ
■荻原亮(G) 吉田サトシ(G)@小岩コチ

10月29日
■ULTIMATE SESSION(AxSxE:g、ナスノミツルb、Jimanica:ds)他@外苑前・月見ル君想フ
■OMAR SOSA(p) and HIS AFRICANOS QUARTET@モーションブルーヨコハマ

10月30日
■翠川敬基cello、千野秀一p、喜多直毅vln@大泉学園inF

11月1日
■津山知子プロジェクト(会田桃子(Vn) / 津山知子(Pf) / 西嶋徹(Cb) ゲスト:北村聡(Bn))@目黒パーシモンホール

11月2日
■Sax:井上淑彦 G:鬼怒無月 Acc:佐藤芳明@大泉学園inF
■デヴィッド・ラッセル ギターリサイタル@東京文化会館小ホール
*クラシックギター

11月3日
■坪川真理子(g)@タワーレコード渋谷店
*無料インストアミニライブ
■Sembello@新宿ピットイン
*ゲスト:外山明(ds)、高瀬裕(b)
■KOKOPELLI(林正樹(Pf) さがゆき(Vo))ゲスト:井上淑彦(Sax)、岡部洋一(Perc) @横浜・山手ゲーテ座

11月4日~12月3日
■燐光群『チェックポイント黒点島』@下北沢ザ・スズナリ 

11月6日
■クアトロシエントス 会田桃子(Vln)、林正樹(Pf)、北村聡(Bn)、西嶋徹(B) )@江古田バディ

11月7日
■SALLE GAVEAU@渋谷・公園通りクラシックス

11月10日
■渡辺香津美プレゼンツ~スーパー・ジャズ・スタンダードfeaturing吉田美奈子(Vo)@船橋きららホール
*市川から近いので教養部学生に超オススメ。まだチケットあればいいけど・・・

11月11日
■荒巻茂生(B) 竹内直(Ts) 丈青(P) 本田珠也(Dr)@小岩コチ

11月12日
■林正樹SpecialLive 会田桃子(Vln)、香月さやか(Vln)、菊地幹代(Vla)、友納真緒(Vc)、鳥越啓介(B) @渋谷・公園通りクラシックス

11月13日
■鬼怒無月gバンド(ナスノミツルb、外山明ds、中山努kb)@関内ストーミーマンディ

11月15日
■アルカイック@桜木町ドルフィー

11月16日
■「くりくら音楽会」(出演:森下滋(pf)&田中邦和(ts)、谷川賢作(pf)&宮野裕司(as) )@門前仲町・門仲天井ホール

11月16日(木)~11月19日(日)
■劇団ジャブジャブサーキット『歪みたがる隊列』@駒場アゴラ劇場

11月18日
■青木菜穂子(pf) guest-会田桃子(vl)@ヤマハ横浜店
*無料インストアミニライブ
■eEYO idiot、YUJI ONIKI BAND@吉祥寺マンダラ2

11月20日
■ALTERED STATES+高橋悠治p@新宿ピットイン
■スフォフォ(林正樹(p)鳥越啓介(b)田中栄二(ds))@大泉学園inF

11月21日
■青木菜穂子(pf)セステート@外苑前・南青山マンダラ
*北村聡(bn) 早川純(bn) 会田桃子(vl) 喜多直毅(vl) 東谷健司(cb)、ゲスト:Sayaca(vo)という超豪華メンバー!!
■ALTERED STATES+岡本洋kb PLAYS PINK FLOYD ゲスト:久保田安紀vo、MAX:vo、松本治ホーンセクション、鬼怒無月g、勝井祐二vln、他@新宿ピットイン

11月27日
■今堀恒雄g+吉田達也ds、ナスノミツルb、外山明ds、KILLER MANTIS(藤掛正隆、高田宗紀)、中村弘二@初台DOORS

11月28日
■)『喜多直毅カルテット』喜多直毅バイオリン、佐藤芳明アコーディオン、吉野弘志ウッドベース、クリストファー・ハーディ パーカッション@荻窪ビストロサンジャック

11月30日
■田中邦和“trio siplac” (田中邦和(sax)、河合代介(org)、ヤマサキテツヤ(ds)ゲスト:小沼ようすけ(g) )@モーションブルーヨコハマ

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黒田京子+喜多直毅による「赤とんぼの主題による変奏曲」

8月下旬から長らくサボっていたライブレポート再開します。この間特によかったもの、印象的だったものをリストだけ。

8月25日鈴木大介+ブランドン・ロス+ツトム・タケイシ@白寿ホール
9月1日VINCENT ATMICUS@渋谷O-East
9月6日黒田京子+太田恵資@シネマアートン下北沢(銀幕ランドスケープ)
9月11日今堀恒雄unbeltipoソロ@下北沢レディジェーン
9月17日中野薫+柴田杏里@オペラシティ近江楽堂
9月21日林正樹+喜多直毅、黒田京子+平野公崇@門仲天井ホール(くりくら音楽会)
9月22日田中邦和+富樫春生+吉見征樹@大泉学園inF
9月24日Sembello@GARB pintino(MOODSTOCK)
9月25日青木菜穂子+喜多直毅@大泉学園inF
10月5日サキソフォビア、黒田京子トリオ@大泉学園ゆめりあホール

こんなにあったのにサボるなって話ですよね・・・ちなみにmixiの日記にはちょこちょこ書いてますので興味のある方は検索してみてください。それぞれごく断片的ではありますが。それにしても9月は充実してたな、と改めて思いますね。

さて気を取り直して。


10月14日、学園祭を覗いた後、下北沢レディジェーンへ。喜多直毅(vln)&黒田京子DUO。

8時を少し回った頃に着いたのだけど、演奏は始まっていた。「あれ、聴いたことない曲?」と思ったら即興だったらしい。フリーに展開したところから聴いて「即興かな?」と思ったら最後テーマに戻って実は曲でした、ということはけっこうあるんだけど逆は珍しいな。ライブ冒頭だし久しぶりの黒田さんとのデュオということで、喜多氏が「暴走」を自粛したということもあるのかも。緊張感があっていいなあ。

ヴァイオリンはずっとブリッジにミュートを装着したまま演奏。休憩時間に「バランスどうだった?」と尋ねられたけど問題なし。言われなければ気付かない。黒田さんも「ミュートつけてあの音量?」と驚いている。楽器がよく鳴っているということももちろんなのだけど、ミュート付きであれほど音色に幅を持たせられるのはさすがだなあ。

喜多新曲「泥の河」、本人自ら「暗い曲」と言っていたけどこの暗さは嫌いじゃない。本当はビオラで弾きたいらしい。500万円くらいするらしいですが誰か彼に買ってあげませんか。おれも住宅ローンさえなければ・・・うそうそ。CDが1万枚くらい売れりゃ済む話ではあるが。常々「儲けは山分けだ!」と言っているのだけど、そういう「投資」なら乗ってもいいな。いや儲けるのが先だけど。

斎藤徹さんの「唯一の明るい曲」という「風の踊り」は前からやっているけど、デュオのときしかやらないので久しぶりに聴けて嬉しい。ピアソラの「オブリビオン」も久しぶり。「HYPERTANGO2」を作るとき、「黒田さんとのデュオで」と指定してリクエストした曲なのだ。

アンコールの曲は用意されていなかった。一般のコンサートではアンコールというのは儀礼的に必ず行うものだと思われているけど、このようなライブハウスではそうではなく、実際にアンコールがないこともよくある。またアンコールがないからといって演奏が良くなかったというわけでもなく、終演時刻がある程度遅くて「もうおなか一杯、ごちそうさまでした」という雰囲気になるとそのまま終わることも多い。この日の僕の気分はそれに近かったのだけど、拍手は鳴り止まなかった。MCが少なめ(喜多さん、黒田さんと一緒のときはさすがに延々と心霊話などしない)だったので時間にも余裕があり、喜多さんの即興ソロでアンコールスタート。

途中から黒田さんが加わって白熱し、そろそろ終わるかな、というとき不意に黒田さんが「赤とんぼ」のメロディを。これに喜多氏が反応。うわまたノってきちゃったよ。いまさらながらよくそんだけ引き出しがあるね、と感心するほど多様な「赤とんぼ」の変奏と即興が展開される。考えたら赤とんぼのメロディって終止感が無くて、「もう1回」ってやりたくなるようにできてるのね。恐るべし赤とんぼ。恐るべし喜多直毅&黒田京子。

最後は「もーいいかい」「まーだだよ」とというメロディがヴァイオリンのフラジオでこだまして、やっと終了。

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2006.10.02

9/30「東京のジャズシーン」曲目リスト

取り急ぎリストのみ。後ほどコメントなど加えるかも。

「東京のジャズシーン」 @四谷いーぐる

選・解説:徳永伸一(郎)

[01]「Moonbeam」~ KEEP「Rock'n Rocked Rock」('82)
 深町純(pf), 和田アキラ(g), 富倉安生(b), 山木秀夫(ds)


[02]「Floating Opera」~ Tipographica「Floating Opera」('97)
  今堀恒雄(g), 菊地成孔(sax), 松本治(tb), 水上聡(kye), 水谷浩章(b), 外山明(ds), 大儀見元(per)

[03]「Belfast」~ THE SIX WINDS「NUMBER 6」('99)
梅津和時, Mariette Rouppe van der Voort, Dies Le Duc, Andrew White, Ad Peijnenburg,     Klaas Hekman(以上sax)

[04]「call from valley water」~ phonolite「while i'm sleeping」('03)
水谷浩章(g,b), 松本治(tb), 森田宮子(fl), 竹野昌邦(sax), 四家卯大(cello), 外山明(ds,balafon), 大儀見元(per)

[05]「Free-For-All」~ Trianglo Rebelde「Magot Djadt」('04)
佐藤允彦(pf), Horacio "El Negro" Hernandez(ds), Carlos Del Puerto(b)

[06]「El Dorado」~ 川嶋哲郎meets鬼怒無月「Resident of Earth」('06)
川嶋哲郎(sax), 鬼怒無月(g)


[07]「Bandiagara」~ Pot Heads「ゆげ」('06)
佐藤芳明(acc), 鳥越啓介(b), 田中栄二(ds)

[08]「Oleo」('05)
小沼ようすけ(g)

[09]「Kokopelli」~ Kokopelli「Spirit of the Forest」('06)
  林正樹(pf), さがゆき(vo)

[10]「Cataplana」~ FONTE「Live at Corcovado」(’05)
中川昌三(fl), 小畑和彦(g), 安井源之新(per)

[11]「anohi」「bakanawatashi」~ 黒田京子トリオ「Do You Like B?」(’06)
翠川敬基(cello), 太田惠資(vln,voice), 黒田京子(pf)

[12]「ナンバー513」~ 松風鉱一カルテット「ゲストハウスで昼寝」('06)ボーナスCD-R
松風鉱一(sax), 加藤崇之(g), 水谷浩章(b), 外山明(ds)

[13]「Gabo」~ アルタードステイツ「6(内垣満)」('97)
内橋和久(g), ナスノミツル(b), 芳垣安洋(ds)

[14]「てぃんさぐの花」~ 2005/4/7六本木STB139ライブ
Dusan Bogdanovic (ac-g), 小沼ようすけ(el-g), 喜多直毅(vln)
★[参考]「てぃんさぐぬ花」(vo嘉川忠博, g山城正司による自主制作盤より)

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