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2006.12.12

平成18年度「現代パフォーミングアーツ入門」第10回(12月11日)~ワールドミュージックその2

インドから日本へ。世界に誇るべき日本の優れた音楽を聴かずして、「ワールドミュージック」を語るなんて!

[DVD]Remember Shakti「The way of beauty」より76年、99年のライブ映像。
*ただし76年はシャンカール(vln)を含むオリジナルメンバーの「シャクティ」(「remember」は付かない)。

[CD]八木美知依「SEVENTEEN」より「Deep Green Sea」他
*十七絃箏による自作曲の演奏。
*【訂正】一般に和楽器の場合、「弦」→「絃」となります。また「琴(キン)」と「箏(ソウ)」はどちらも「コト」とも読みますが異なる楽器で、「コト」と言われて通常多くの人がイメージする楽器(十三絃や十七絃)は「箏」の方。

[CD]一噌幸弘「リーヤリ」より「すいすい」
*一噌さんは能管(能楽で用いられる横笛)奏者。ここでは「田楽笛」を演奏。
*共演者は太田恵資(vln)、吉野弘志(b)。

[CD]坂田明「Fisherman's.com(フィッシャーマンズ・ドットコム)」より「貝殻節」
*2001年発売。ビル・ラズウェル(b)プロデュース。坂田明はボーカル&sax。
*70年代マイルスグループを髣髴とさせるファンクサウンドに日本の漁師唄をのせるという単純明快なコンセプト。本物の元マイルスグループメンバー、ピート・コージー(g)も参加。
*坂田明さんはジャズ界では著名なアルトサックス奏者ですが、若い人には「坂田学(ドラマー、元ポラリス)のお父さん」として知られているかも。

[CD]大工哲弘「ゆんた とぅ じらば」より「鷲(ばす)ゆんた」、「まみどぅーま」のさわり
*八重山民謡+前衛ジャズ。日本発ワールドミュージックの最高傑作。
*梅津和時さん(sax)のアレンジが絶妙。「鷲ゆんた」でサックスとチェロ(故トム・コラさん)によるイントロから大工さんの声が入ってくる瞬間が心地よい。

[CD]おおたか静流(しずる)「Sugar Land」(05年)より「てぃんさぐぬ花」
*沖縄民謡の代表曲の一つ。歌詞はおおたかさんのオリジナル。
*沖縄の音楽を身近なものとして感じてない人もけっこう多いようなのですが、それは単に沖縄に行ったことがないとか沖縄出身の人が身近にいないとか沖縄出身の女の子と付き合ったことがないとか、そういうことなんではないでしょうか(徳永は全部ある)。

[CD-R]嘉川(よしかわ)忠博(vo)&山城正司(g)「Winter Garden」より「てぃんさぐぬ花」
*自主制作盤。嘉川君は奄美大島出身で徳永とは高校の同級生で東京医科歯科大学医学部医学科卒。山城さんは同歯学部歯学科卒。
*毎年紹介していますが、奄美民謡特有の歌唱法を取り入れた嘉川君のボーカルが素晴らしい。これを超える「てぃんさぐぬ花」にはいまだ出会えません。

[CD-R]デュージャン・ボグダノビッチ(g), 小沼ようすけ(g)&喜多直毅(vln)による「てぃんさぐぬ花」
*2005年4月7日STB139でのライブ。デュージャンが「日本のfolk songをやってみたい」と言うので徳永がこの曲をリクエストしました。アンコールで演奏。
*デューシャンは旧ユーゴスラビア出身で現在はアメリカ在住のギタリスト/作曲家。ここで聴かれるようにギタリストとしても超一流ですが、作曲家としての評価も高い。
*前日のリハーサルで一回合わせただけで、ほぼぶっつけ本番。「静かなインタープレイ」の極致。終盤の見事な展開がなぜ打ち合わせ無しで可能なのか、常人には謎です。これぞライブの醍醐味。

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Comments

私も10年ほど前に琴(キン)奏者の方から教えてもらって知ったのですが、
箏柱(コトジ)のあるのが筝(ソウ)で、ないのが琴(キン)という分け方をして
いるそうです。音も全然ちがうようです。
http://www011.upp.so-net.ne.jp/tamae/file/koto.htm

Posted by: モイーズ | 2006.12.13 at 10:31 PM

モイーズさん。ご指摘ありがとうございます。不正確な書き方でしたね。よく考えたら「琴(キン)」の演奏も聴いたことがあります。要は「琴」と「箏」は別の楽器、ということですね。訂正しておきます。

Posted by: tokunaga | 2006.12.15 at 11:15 AM

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