平成21年度「現代パフォーミングアーツ入門」第7回(11月16日)~マイルス以降のジャズ・ギターを中心に
「芸術II」は松岡秀明先生によるブラジル音楽入門。主にサンバとボサノバについて。
松岡先生は精神科医兼文化人類学者というユニークなキャリアの持ち主。面白い授業にならないはずがないのだけど、やはりうちの学生は特に関心を持ったようで、これまでで一番食い付きが良かった。
以下「現代パフォーミングアーツ入門」について。
マイルス・デイヴィスとの関連からチック・コリアとジョン・マクラフリン。さらに様々なスタイルのジャズ・ギタリスト達。
[DVD]Return To Forever「Returns ~ Live At Montreux 2008」より冒頭2・3曲、「No Mistery」、ピアノソロ
*2008年の再結成ライブ。メンバーはチック・コリア(pf,key)、スタンリー・クラーク(b)、アル・ディ・メオラ(g)、レニー・ホワイト(ds)。
*徳永はアル・ディ・メオラのアルバム「CONSEQUENCE OF CHAOS」の国内盤ライナーノートを執筆しています。
[DVD]マハビシュヌ・オーケストラ「ライブ・アット・モントルー」より「wings of Karma」(74年)、「Radio-Activity」(84年)他
*ジョン・マクラフリンのグループによる74年と84年のライブ。主要メンバーは74年がナーラダ・マイケル・ウォルデン(ds)、ジャン・リュック・ポンティ(vln)、84年がビル・エヴァンス(sax)、ダニー・ゴットリーブ(ds)、ジョナス・エルボーグ(b)ら。
[DVD]ライヴ@ベオグラードより「Raju」(3限のみ)、「Hijacked」(5限のみ)
*2008のライブ。メンバーはJohn McLaughlin(g)、Gary Husband(key, jungle kit)、Dominique di Piazza(b)、Mark Mondesir(ds)。
[DVD]「BIRELI LAGRENE & FRIENDS」より「Waltz for Nicky」★、「Night and Day」▲
*ジプシー(ロマ)系ギタリスト、ラグレーンを中心とするセッション。2004年発売。ゲストにアコーディオン奏者Richard Galliano(★)とギタリストSylvain Luc(▲)
*Sylvain Lucは指弾きとピック弾きのどちらも巧い。ヴァイオリンのMartin Weissも(日本ではまったく無名だが)猛烈に巧い。
[DVD]ミシェル・ペトルチアーニ「Power of Three」より「In a Sentimental Mood」
*1986年、モントルージャズフェスティバルでの特別セッション。ギターはジム・ホール。
*ペトルチアーニはフランス人で、1999年に36歳で死去。ということはこの映像の時点で23歳。
[DVD]BILL FRISELL(ビル・フリゼール)「BLUES DREAM - LIVE IN MONTREAL」より IMPROVISATION ~「WHAT DO WE DO」
*サックス、トランペット、トロンボーンを含む、フリゼールとしては比較的大編成の演奏。スチール・ギターの参加も特徴的。
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