平成21年度現代パフォーミングアーツ入門第10回(12月14日)~アルゼンチン(ピアソラ)からインド(シャクティ)へ
午前中の「芸術II」は石橋純先生によるベネズエラ音楽講座。
ゲストにアルパ奏者日下部由美さんとクアトロ奏者モリス・レイナさん。
ミニコンサート形式で、盛り上がりました!
個人的には、最後の曲での石橋先生の熱唱(!)がもっとも印象的でした。
アルゼンチンから日本を経由してインドへ。
[DVD]アストル・ピアソラ「Next Tango」より「アディオス・ノニーノ」(3限のみ)、「バンドネオン協奏曲」 (3限は冒頭のみ)
*1985年の収録
[DVD]アストル・ピアソラ「Five Tangos」より「ブエノスアイレスの冬」「エスクアロ」(以上3弦のみ)、「アディオス・ノニーノ」(5限のみ)
*1981年、ドイツでのスタジオライブ。
[DVD]Salle Gaveau(サルガヴォ)「Official Live Bootleg 2007」より「Alloy」、「カルカッタ」(5限のみ)
*鬼怒無月(g)率いる前衛タンゴ(もしくはアコースティック・プログレ)バンドの2007年3月のライブ。同年のフランス公演にて限定発売されたもの。
*こちらの記事を参照のこと。メンバー全員強力です。
*ヴァイオリンの喜多氏はピアソラ5重奏団のヴァイオリニスト、フェルナンド・スアレスパスに師事した経験もありますが、ここでは完全に独自の世界。
*「カルカッタ」は軽い曲なので「軽かった」というシャレだそうで、インドのカルカッタとはまったく無関係。
*「タンゴの革命児」と呼ばれたピアソラの創造的精神を継承したバンドとして、世界的に見ても特に優れたものだと思います。
[DVD]Remember Shakti「The way of beauty」より76年、99年のライブ映像。
*ジョン・マクラフリン(g)とザキール・フセイン(タブラ)を中心とするインド音楽プロジェクト。
*76年はシャンカール(vln)を含むオリジナルメンバーの「シャクティ」(「remember」は付かない)。
*97年に再結成したのが「Remember Shakti」。99年にはシャンカールの代わりにマンドリンのシュリニヴァスが参加。その他ボーカル、サントゥール奏者、スライド・ギター奏者らがゲスト参加。
[CD-R]小沼ようすけ(g)ソロによる「Oleo」
[CD-R]小沼ようすけ(g)&喜多直毅(vln)による「Over The Rainbow」
*デュージャン・ボグダノビッチ(g)来日に際して2005年4月7日STB139で行われたセッションライブの一部。
*徳永はこのライブの企画に関わっていたのでスタッフから音源をコピーしてもらい、自分で編集しました。非売品ですが違法なものではありません!
*喜多氏は「ジャズヴァイオリニスト」ではありませんが、この演奏を聴いたら「ジャズヴァイオリニスト」の多くはビビるでしょうな。ちなみに「Over The Rainbow」は事前にもらっていた曲目リスト(一般観客には配布されていない)に載っておらず、非常に驚きました。当時喜多氏は綾戸智絵さんのバンドに参加する前で、ジャズ・スタンダードを演奏する機会はほとんど無かったのだからなおさらです。1st setが終わってちょっと客席の雰囲気が硬いと感じ、休憩時間に「何かスタンダードでもやろうか」と相談して急遽演奏したそうな。当然リハなし・一発勝負。
*小沼ようすけさんは本年度の特別コンサートにて演奏していただく予定です。
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