やっぱり観てよかった「ホテル・ルワンダ」

こちらは5日。上映館が少ないのだけど、非常に評判が良いようで、レイトショーなどで上映が続いている。ネットのMovieWalkerで調べてこの日が最終日の津田沼へ。
詳しい話は後回し。これはやはり無理してでも見に行く価値のある映画でした。敢えて不謹慎な言い方をすれば、めちゃめちゃ面白い!
相次ぐ困難に立ち向かう主人公の英知と家族愛。最後までまったく飽きさせない。
予備知識は特にいらないと思う。ただ、見終わった後でパンフレットをじっくり読みたい、と思ったら御覧の通り売り切れ。皆考えることは同じだな。
続く
続き。というか後から思ったことをつれづれに。
「予備知識はいらない」はやや語弊があるか。アフリカにおける植民地支配の大雑把な歴史は「常識」ってことで。しかし20代の9割が東京裁判を知らない、とかいう調査結果も出たそうで、どこまでが常識なんだか。自分の場合、その辺は一応学校で教わった記憶があるんだけど、最近はどうなんだろ。
まーいずれにしても最近はネットですぐ情報を集められるのがありがたい。映画ではよくわからないフツ族とツチ族の対立の経緯。ほとんど「悪者」として描かれるフツ族が実は以前は抑圧される側だったことなど。
主人公ポール・ルセサバキナ氏本人の講演録などもネット上で発見。映画は事実に基づいているとはいえ、事実と異なる点もけっこうあるらしい。もちろん映画としての脚色もあるだろうけど、ストーリーの展開に必然性があるから違和感なく引き込まれる。
映画のセリフはすべて英語。現地人どうしも英語で喋っているが、これは現実にはあり得ないだろう。ところが「戦場のピアニスト」でポーランド人が英語を喋りだした瞬間に冷めてしまった僕が、なぜかこの映画では気にならなかった。ポールは優秀なホテルマンだから外国人と流暢な英語で会話するのは当然であること、またアフリカでは植民地支配の関係で英語が公用語に含まれる国もあったはず、というおぼろげな知識(これは当たっていて、ルワンダの公用語はルワンダ語と英語・仏語)があったことなどからか?よくわからない。冷静に考えれば公用語だからといって現地人どうしで使われることはないだろうけど、そんなことを考える暇を与えないほどテンポがよかったということなのかな。
それにしても、他の多くの方と同じく、自分がこの虐殺事件をまったく知らなかったという事実に愕然とする思い。大統領を乗せた飛行機が墜落、というニュースが辛うじて記憶にあるぐらいだな。
軽くネタバレ。
一番心に残っているのは、ポールが風呂場に隠れた家族を発見するシーンです。

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