MUSIC BIRD「MOONKSのNEW JAZZ GENERATION」に出演
JAZZ TODAY in Komabaの総括をしなきゃと思いつつ、その前に。
友人の白澤茂稔君に誘われて衛星デジタルラジオMUSIC BIRDの
「MOONKSのNEW JAZZ GENERATION」という番組に出演してきました。
以下番組中で紹介した曲:
■喜多直毅「兄と妹」
喜多直毅新譜より。こちらで試聴可。
■渡辺香津美「VOYAGE」
ご存知80年代の名盤「MOBO」より。マーカス・ミラー&オマー・ハキムのリズムセクション、ピアノは後にマイルスバンドに参加するケイ赤城だ!
番組中では言う機会がなかったのだけど、僕らが真剣に音楽を聴き始めた10代の頃、YMOや渡辺香津美がいたことは大きかった。YMOは敢えて「イエロー」を名乗り人民服を着て、「お前らどーせ日本も中国も区別つかないんだろ?」と初めて欧米人達を上から見下ろしたバンドである、と思う。いやそれは僕の勘違いかもしれないのだが、大事なのは、お陰でくだらない洋楽コンプレックスを持たずに済んだということだ。
■三好功郎「PARADISE OF FISHES」
アコースティックジャズギターの名盤「Your Smile」より。新宿ピットイン「朝の部」で聴いて「この人はタダモノではない」と感じた三好さん、やっぱりその後大活躍。でもこのアルバム廃盤なんだよなあ・・・
■小沼ようすけ「I LOVE YOU」
新譜「3,2&1」より小曽根真さんとのデュオ。小沼さんは実力者と共演してさらに力を発揮するタイプ、と再認識。
■南博「SERENE」
カルテットGO THERE!の2ndアルバムより。美しい!
■WEST/ROCK/WOODS「WITH OR WITHOUT YOU」
ロックの名曲をピアノトリオでカバーするというコンセプトのバンド。デビューアルバムより。ピアノの林正樹さん、僕の知っている20代の日本人ピアニストの中でイチオシ。なんでこの人がメジャーデビューしないのか、メジャーレーベルのプロデューサーの目は節穴か?と思っていたら、このバンドの2ndはメジャーから出るらしい。でも林さんはオリジナルも素晴らしいんだよなあ。
■SEMBELLO「floor 4076」
SEMBELLOの2ndアルバムより田中邦和のオリジナル。ソプラノサックスの音色とフレージングが最高。ゲストのドラマー外山明さんがまた、とんでもないプレイをしている。彼らのCDはジャズ売り場には置いてない(JPOPの方、スカパラと一緒に入っていることが多い)のだけど、ジャズファンに聴かれないのはもったいなさすぎる。
■喜多直毅「OBLIVION」
2ndアルバム「HYPERTANGO II」より黒田京子さんとのデュオ。さきほど黒田さんの日記読んで感動しました。あんな思いからこの「音」は生まれるのだなあ。
放送は6月頃だそうです。聴ける人は少ないと思いますが・・・
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